300kmを2本とかどうかしてる…仮眠必須な600kmブルベの持ち物や費用感・難易度を徹底解説

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600kmブルベの概要・持ち物・費用感を解説
考える人

途中で仮眠できるから400kmよりも楽!って聞いたけど実際どうなの?

考える人

600kmに挑戦する上で注意することってあるの?

途中(およそ300km地点)で仮眠を取れるから400kmブルベよりも楽だよ!」とランドールが口を揃えて言う600kmブルベ。

実際に320km地点でホテルにチェックインを行い、シャワーを浴びて仮眠が取れたので心身のリフレッシュができました。

とはいえ、「400kmブルベよりも距離が長いので断然ツラく、入念な準備なくして完走は無理」というのが本記事の結論です。

これらの内容を踏まえ、SR獲得に向けた最後の関門となる600kmブルベについて詳しく解説します。

200、300、400kmを完走していなくても、600kmブルベにエントリーは可能です。

さとつ

ブルベの常連は感覚が麻痺しているので、アドバイスを真に受けてはいけません。(600kmが楽なわけない…)

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この記事を書いた人
  • ブルベ(BRM)と筋トレが趣味の30代
  • 2023年にはじめてSRを獲得
  • 好きな弱ペダのキャラは手嶋くん
はじめまして!

600kmブルベの概要

600kmブルベの概要

走行ルートによって、獲得標高や消費カロリーは前後しますが、600kmブルベの概要は以下の通りです。

走行距離600km
制限時間40時間00分
必要なグロス速度15.0km/h
平均獲得標高4000m〜6000m
平均消費カロリー15000〜20000kcal
600kmブルベの大まかな概要

ブルベのルートは100kmの走行距離で1000mの獲得標高(登り区間)が目安となっています。

開催時期によっては平坦の割合が多いブルベも存在しますが、600kmブルベも獲得標高は高めに設定されており、多くのカロリーが消費されます。

また走行時間が40時間近くになることもあり、確実に途中で仮眠を取って完走を目指す必要があります。

グロス速度の計算について

走行時間が長くなって、グロス速度の計算が面倒な場合、等速度運動(速度を計算)を活用してみてください。

以下の画像では、7時間45分で125km地点にいる場合のグロス速度(16.1km/h)を算出しています。

グロス速度の計算
さとつ

走行時間が長くなると計算が面倒になるので、ぜひ活用してみてください。

600kmブルベの必須装備と追加した持ち物

600kmブルベの必須装備と追加したもの
スクロールできます
参加ブルベ600km
(規定)
600km
(僕の場合)
反射ベスト必須R250の反射ベスト
フロントライト必須(2灯)
※予備灯は任意
メイン:Navi800
サブ:RN1500
テールライト必須(1灯)
※常時点灯可能なもの
メイン:キャットアイ タイト
サブ:キャットアイ タイト
ヘルメットライト必須(1灯)
※点滅可
キャットアイ セーフティーライト
ベル(警音器)必須キャットアイ ベル
その他キューシート、サイクルウォレット、輪行袋、パンク修理キット、ウィンドブレーカー、ニーウォーマー、モバイルバッテリー、補給食、胃薬など
600kmブルベの装備と持ち物

ライトの数や利用できる反射ベストは、クラブのローカルルールによって異なる可能性があります。参加するブルベの概要ページを必ず確認して準備するようにしてください。

Audax Japanの参加規定に記載されている通り、反射ベスト、フロントライト、テールライト、ヘルメットライト、ベルの携帯が必須となっています。(400kmブルベと同等以上の装備)

600kmブルベの持ち物(必須)
スクロールできます

反射ベスト:R250の反射ベスト

【必須】反射ベスト

ブルベといえば!でお馴染みの反射ベスト。

反射ベストには黄色・オレンジ・ピンクなどのカラーがありますが、個人的には黄色派です。

R250の反射ベストは、軽くて着脱しやすいので気に入っています。

おすすめの反射ベストは以下の記事でまとめていますので、参考にしてみてください。

フロントライト(メイン):Navi800

【必須】メインのフロントライト

安価な価格帯にも関わらず、8時間以上(200ルーメン)のランタイムが魅力のフロントライトです。

予備のバッテリーを購入することで、CATEYEのVOLTシリーズと同じ運用ができます。

詳細はNavi800を徹底レビューで解説しています。

フロントライト(サブ):RN1500

【必須】サブのフロントライト

12時間以上のランタイムに加え、最大1500ルーメンの光量が魅力のフロントライトです。

いざという時にモバイルバッテリーとしても利用できるので重宝しています。

詳細はRN1500を徹底レビューで解説しています。

テールライト(メイン・サブ):キャットアイ タイト

【必須】メインのテールライト

常時点灯160時間に対応しており、ランドヌールにとって定番のテールライトです。

やや重量はありますが、電池式な点が気に入っています。(いざという時はコンビニで電池を買える!)

ブルベにおすすめのテールライトは以下の記事でまとめています。

ヘルメットライト:キャットアイ セーフティーライト

【必須】ヘルメットライト

常時点灯60時間に対応しており、ランドヌールにとって定番になっているヘルメットライトです。

非常に安価で、使い勝手の良い点が気に入っています。

ベル:キャットアイ ベル

【必須】ベル(警音器)

KNOG(ノグ)のライトを使っていた時期もありますが、現在はキャットアイのベルに落ち着いています。

小型でしっかり音が鳴る点が気に入っています。

カウベルなどは参加が認められない場合もあるので、注意が必要です。

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僕はこれらの必須装備に加え、以下のものを携帯して600kmブルベに臨むようにしています。

600kmブルベの持ち物(その他)
スクロールできます

キューシート

【必須・任意】キューシート

電子データよりも紙媒体の方が閲覧しやすいので、印刷したキューシートを携帯しています。

背中のポケットに入れても汗で濡れないよう、100円ショップで購入したビニールケースに入れて携帯するようにしています。

クラブによって必須・任意が分かれますので、事前に確認するようにしてください。

キューシートの携帯方法は以下の記事でまとめていますので、参考にしてみてください。

輪行袋(モンベルコンパクトリンコウバッグ)

任意としていますが、目的地までの輪行やDNF時の輪行に欠かせない輪行袋

絶対に走り切る!と思っていても何があるかは分かりませんので、必ず携帯するようにしましょう。

Mont-bell(モンベル)
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R250のサイクルウォレット

ブルベカードやレシート、現金や目薬など、様々なものを収納できるので非常に重宝しています。

また、防水性能が高く、雨の中走っていてもブルベカードやレシートが水で濡れることもありませんでした。

ツールボトル(パンク修理キット)

滅多にパンクすることはありませんが、ブルベ中は何かとトラブルが発生するので、使い方を事前に確認しておくことがおすすめです。

ちなみに、はじめてパンクを経験したのが、はじめて参加したブルベ中で非常に焦りました…

ウィンドブレーカー(Santini)

雨や防寒対策を目的としたウィンドブレーカーで、絶対に持っていった方が良いと思っています。

PEARL IZUMIやKAPELMUUR、Santicなどお好きなブランドのウィンドブレーカーを携帯するようにしてください。

ネックウォーマーも寒さ対策に有効なので、おすすめです。

ニーウォーマー

【任意】ニーウォーマー

早朝や深夜帯になると、身体だけでなく、膝も冷えてしまうため、対策は必須だと感じています。

膝を負傷してしまうと完走は絶望的になってしまうので、なるべく膝を冷やさないよう、ニーウォーマーを携帯するようにしています。

走行する季節にもよりますが、暖かい裏起毛のタイプがおすすめです。

モバイルバッテリー(家にあったもの)

【任意】モバイルバッテリー

走行時間の長時間化によって、スマホやサイクルコンピュータなど、バッテリー残量が少なくなってしまう可能性が非常に高いです。

フロントライトのRN1500でも、各種モバイル機器を充電できますが、夜間走行時にバッテリー切れ…

となっては本末転倒なので、別途モバイルバッテリー(3,800mAh)を携帯するようにしています。

ややサイズが大きいので、もう少し小型の方が使い勝手が良いかもしれません。

assosシャモアクリーム(パッド用クリーム)

【任意】パッド用クリーム

走行時間が長くなるため、サドルとお尻が擦れて痛みが生じる可能性が高いです。

そのため、途中のPCや通過チェックの際に、パッド用クリームを塗り直せるよう、小分けにしたものを携帯するようにしています。

ASSOSのシャモアクリームはメンソレータム軟膏のように肌がスースーするので、違和感を持たれる人もいるかもしれませんが、個人的には気に入っています。

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補給食

【任意】補給食

主にプロテインバーやジェル系の補給食に加え、グミやカロリーメイト、羊羹などを携帯するようにしています。

コンビニでも購入できますが、スーパーや通販で事前に購入しておいた方が安価でお得です。

医薬品

突然の痛み対策や、消化の促進を目的として湿布や胃薬を携帯するようにしています。

ブルベ中は食べたものを早く消化して、エネルギーに変換したいので、PCや通過チェックでがっつり弁当を食べた後に消化を促進する胃薬を服用するようにしています。

胃薬は似ているようで用途が大きく異なるので、薬剤師から説明を受けて購入するようにしてください。

朝6:00スタートの場合、

早朝(スタート)→日中→夜間→深夜→早朝→日中→夜間(ゴール)

といった具体で、気温の変化に対応しなくてはならない場面が多く存在します。

そのため、400kmブルベの装備に加え、寒暖差へ柔軟に対応できるよう、ニーウォーマーや着替えを追加しました。

輪行で帰宅する場合、400kmと同じで汗の匂い対策として、着替えを持って行き、駅で着替えてから電車に乗るようにしています。

さとつ

単純にジャージが臭すぎるので、一刻も早く着替えたい…という感じです。

【参考情報】600kmブルベで掛かった費用

600kmブルベで掛かった費用

他のブルベと同じく、手厚いサポートがないので参加費は安く設定されています。

とはいえ、食事回数が増えていることや、ビジネスホテルを利用したこともあり、まぁまぁな出費になってしまいました。

事前にどのくらいの費用が掛かるのかを確認しておきましょう。

参加ブルベ東京600いってこい千曲川
主催クラブランドヌ東京
参加費2,400円
PC・通過・フォトチェックの数8カ所
ブルベ中に利用した金額15,244円
記念メダル購入1,000円
合計金額18,644円
600kmブルベで発生する費用の目安

補足として、60〜80kmのタイミングや空腹時に主食(弁当など)を食べるようにしていました。

サンプル数は少ないですが、メダルを購入する場合、600kmブルベで掛かるおおまかな費用は18,644円となりました。

この金額に加え、集合場所までの電車賃や朝食、完走後のご褒美飯などが追加で発生する場合もあるので、事前に把握しておくことがおすすめです。

さとつ

600kmブルベは仮眠時に、ビジネスホテルやネットカフェを利用するので、出費が多くなってしまいます…

【参考情報】600kmブルベの消費カロリーと摂取カロリー

【目安】消費カロリーと摂取カロリー

おおまかではありますが、僕が参加した600kmブルベの消費カロリーと摂取カロリーを集計してみました。

参加ブルベ東京600いってこい千曲川
主催クラブランドヌ東京
消費カロリー18146kcal
摂取カロリー6670kcal
平均心拍数126bpm
消費カロリーと摂取カロリー

消費カロリーは走行ルートや心拍数によって大きく変化するため、あくまで参考程度にしてください。

気温が低かったにも関わらず、消費カロリーが18000kcalを超えていたことに正直驚きました。

さとつ

長時間のライドになるため、消費カロリーの増加は避けられないですね…

尚、摂取カロリーの大まかな内訳には以下のようなものがあります。

  • おにぎり(塩、鮭、梅干しなど)
  • 温かいそば
  • パスタ(ナポリタンやクリーム系など)
  • 果物の入ったゼリー(フルーツミックス、みかんなど)
  • 炭酸飲料(コーラ、三ツ矢サイダーなど)
  • 和菓子(団子、大福、羊羹など)
  • ゼリー状の補給食

脂質の多い食べ物は、消化効率が悪いのでブルベ中は避けたほうが良い点には注意してください。

600kmでは複数の食事が不可欠ですので、脂質はある程度気にするものの、美味しそうだと思ったものを食べるようにしました。

その時の気分によって飲食店に立ち寄ったり、好きなものを食べるなど、ご自身の嗜好に合わせて補給するようにしてください。

さとつ

僕はビジネスホテルでの仮眠後にすき家に寄って、牛丼を食べましたが、超美味しかったです。(胃薬を服用しました)

ブルベ中の補給について記事をまとめていますので、参考にしてみてください。

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600kmブルベの難易度

600kmブルベの難易度

繰り返しになりますが、600kmブルベは200、300、400kmブルベよりもはるかに難易度が高いです。

そのため、少なくとも400kmブルベを完走できる走力を身につけてから挑戦するべきだと感じています。

途中320km地点でシャワー+仮眠をとったものの、400km以降は未知の領域でしたし、事前に理解していたにも関わらず、何度もメンタルが折れそうになりました。

また、実際に難易度が高いと感じた理由として、以下のような内容があります。

特に「仮眠後のタイミングであと300km近くも走るのか…」と考えてしまった時にメンタルがポキっと折れそうになりましたね…

以降の項目で詳しく解説します。

仮眠後の疲労感が酷い

仮眠後の疲労感が酷い

600kmブルベは40時間以内での完走が必要となりますので、少なく見積もっても35〜39時間は走行しなくてはなりません。

そのため、中間地点となる300km地点のホテルやネットカフェで、仮眠を取ることが基本になるのですが、仮眠後の疲労感が結構酷かったです…

やや抽象的で伝わりにくいかもしれませんが、

  • 脳が全身の筋肉痛を認識してしまった
  • 気持ちが休憩モードに切り替わってしまった

このような内容があって、目が覚めた後に「この疲労感の中、あと300kmも走らないといけないのか…」と感じてしまいました。

さとつ

多少眠気は解消されたものの、残りの距離を考えてやや絶望しそうになりました…

ブルベ中の仮眠場所は以下の記事で解説していますので、参考にしてみてください。

走行中ですら眠くなる

走行中ですら眠くなる

ビジネスホテルで仮眠をとったものの、走行中ですら眠たくなってしまい、ほとんど力が出せない(巡航速度20km/hが限界)ことがありました。

仮眠時間が短かった可能性もありますが、走行中にも関わらず眠気に襲われてしまい、

  • 朝6時頃に眠気のピークが来てしまい、コンビニ前で15分弱仮眠をしてから再スタート
  • 朝9時頃に再度眠気に襲われ、コンビニ前で15分弱仮眠をしてから再スタート

このような想定外の仮眠が発生してしまいました。

尚、これ以降も慢性的な眠気により、巡航速度27km/h以上の速度で走ることができないまま、ゴールを目指すことになりました。

さとつ

眠気の影響で本来の力が出せないまま、ゴールを目指すことになってしまう可能性もあります…

脚の筋肉痛がツラすぎる

足の筋肉痛がツラすぎる

脚の筋肉痛については、600kmブルベに限った内容ではありません。

ですが、痛みを我慢して走行しなくてはならない距離が長かったため、非常にツラかったです…

また、筋肉痛の状態で長距離を走り続けたことが原因で、くるぶし周辺を痛めてしまいました。

600kmを完走してSRを獲得したかったので、やや無理をしてしまいましたが、600kmの長距離になると筋肉のオーバーユースには注意が必要だと感じました。

600kmブルベを完走して2週間後に、完治していない状態で200kmブルベに参加した結果、完全に脚を痛めてしまいました。

さとつ

痛みが酷くて、およそ1ヶ月半ロードバイクに乗れなくなってしまいました…

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完走に向けての準備と意識したこと

ブルベ完走に向けての準備と意識したこと

事前に400kmを完走しておくことに加え、以下3点を意識して当日に臨みました。

どれも重要だと感じていますが、ダイエットは非常に効果的で、600kmブルベ完走後にも継続して取り組んでいます。

心拍数を一定に保って走行する

心拍数を一定に保って走行する

心拍数が高くなると、消費カロリーが増えるため、多くの補給が必要になってしまいます。

そのため、補給の回数を少しでも減らすため、平坦を走行時の心拍数がゾーン2を超えないように意識して走行するようにしました。

ゾーン心拍数ゾーン運動強度最大心拍数の割合
ゾーン0(イージー)0 – 121とても軽い50~60%
ゾーン1(脂肪燃焼)122 – 131軽い60〜70%
ゾーン2(有酸素運動)132 – 14170〜80%
ゾーン3(無酸素運動)142 – 151強い80〜90%
ゾーン4(レッドライン)152以上最大90〜100%
心拍数ゾーン情報

この数値は僕の心拍数を元に算出したものです。心拍数ゾーンは年齢によって異なるので、数値は参考としてください。

僕の場合、ゾーン2の心拍数で平坦を走行する場合、巡航速度はおよそ28〜32km/hくらいになります。

もう少しスピードを出したいな〜と思うこともありますが、スピードを出すほど、心拍数が上がって消費カロリーが増えてしまいますし、長距離であることを考えると、最善ではありません。

平坦とはいえ、

  • 走行時の気温や休憩直後
  • その時の疲労度

このような状況で心拍数は上下するものの、疲労感の軽減には効果があったと感じています。

なお、最大心拍数の計算方法は「208-0.7×年齢」となり、ゾーンの大まかな数値は「目標心拍数の計算」で確認できるので、参考にしてみてください。

さとつ

峠に差し掛かれば、必然的に頑張らなくてはならないので、せめて平坦では楽をしたいです。

自分のペースのみを重視する

ブルベは参加者が同じタイミングでスタートするため、脚の合う人と一緒に走行することがあるのですが、

  • 疲労が蓄積して巡航速度を維持できなくなってきた…
  • 峠に差し掛かって巡航速度が遅くなった…

このようなタイミングでついていけなくなると、気分が沈んでしまいます…

とはいえ、ブルベは自分との戦いです。

そのため、ゴールタイムが早くても遅くても、時間内に完走できれば等しく認定されので、自分のペースのみを重視して走行しました。

ですので、前を走るランドヌールの姿が見えなくなったとしても特に気にせず、後○時間で○kmだから大丈夫!

と自分に言い聞かせて走行しました。

さとつ

グロス速度はリカバリーできるので、一時的に下回ってもPCのクローズ時間に間に合えば問題ありません。

ダイエットをして総重量を減らす

ダイエットをして総重量を減らす

600kmブルベの場合、早朝→日中帯→夜間→早朝→日中帯→夜間といった具合で、気温の変化に対応しなければならないため、持ち物が多くなってしまいます。

僕はそこまで荷物が多い方ではありませんが、結果的にサドルバッグの重量が2kgを超えてしまいました。

たかが2kgと思われるかもしれませんが、峠を登る時の2kgは非常に負担が大きいです。

そのため、真剣にダイエットに取り組んで、1ヶ月半で3.5kgの減量(70.5kg→67.0kg)に成功し、サドルバッグを含めてもおよそ1.5kg弱の重量削減が行えました。

とはいえ、減量できたのは1.5kgだし、体感としてはあまり変わらないんだろうな〜

と期待していませんでしたが、

  • 明確に峠が楽になった
  • 心拍数を低く維持できるようになった

このような変化を感じたこともあり、「軽いは正義」を実感するきっかけになりました。(ついでにダイエットにハマるきっかけにもなりました。)

さとつ

体重が減っただけで、ここまでロードバイクは楽になるのか!とかなり驚きました。

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【まとめ】必ず仮眠を取って安全に走行しよう!

必ず仮眠を取って安全に走行しよう

600kmブルベの持ち物や費用感、難易度や注意点を解説してきました。

およそ半分の300km地点で仮眠を取れますが、仮眠の結果、身体が疲労感を認識するため、高確率で心が折れそうになります。

とはいえ、グロス速度15km/h以上で走り続けられれば、制限時間内にゴールできますので、自分のペースだけを重要視して淡々と完走を目指してもらえたらと思います。

600kmブルベの注意点は以下の通りです。

「脚の筋肉痛」については、ブルベを走るとほぼ毎回発生するものの、600kmでは中々軽視できません。

僕の場合、600km完走後の筋肉痛の痛みが引くまで、1週間も掛かりましたし、結果的に筋肉のオーバーユース(使い過ぎ)で脚を負傷してしまいました。

完走することが最大の目標だと思いますが、くれぐれも無理のし過ぎには注意してください。

ですが、1週間経って600kmを振り返ってみると不思議とまた走ってみたいな〜と思っている自分がいたので、記憶の改変っぷりにはほとほと呆れてしまいます…

ただ、無事SRを獲得できたことで、ランドヌールとして1つの壁を超えられたとも感じています。

僕の経験が少しでもあなたのSR獲得のお役に立てると嬉しいです。

さとつ

応援していますので、600kmを完走してSRを獲得してくださいね。

ブルベ中の仮眠場所は以下の記事で解説していますので、参考にしてみてください。

おすすめの反射ベストやテールライトをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

600km以外の記事は以下でまとめていますので、参考にしてみてください。

さとつ
この記事を書いた人
2019年からロードバイクに乗りはじめた30代。
普段は50~100km程度の、ゆるめのサイクリングを楽しんでいます。

長年悩んでいた膝の痛みをフィッティングで解消し、2023年にブルベでSRを獲得しました。

自分が調べた内容や、実体験を元にしたリアルな情報を発信しています。
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