Xolazexの骨伝導イヤホンって品質はどうなの?
激安とはいえ、買って失敗したくない…
Amazonでコスパの高い骨伝導イヤホン「Xolazex Y9」を購入してみました。
少し気になる点はありましたが、「コスパ重視の方に最適な骨伝導イヤホン」というのが個人的な結論です。
- Xolazexの骨伝導イヤホンY9の使用感
- Xolazexの骨伝導イヤホンY9のメリット・デメリット
- メガネやサングラス、ヘルメットとの干渉具合
この記事ではこれらの内容を踏まえ、Xolazexの骨伝導イヤホン「Y9」の正直な使用感をサイクリスト目線多めで解説します。
低価格ではありますが、素直に品質が高いと感じました。
日常生活での利用シーンについても解説していますが、サイクリングシーンでの内容に重点を置いています。あらかじめご注意ください。
Amazonで売れている「Xolazexの骨伝導イヤホンY9」
Y9はXolazexというブランドから発売されている低価格帯の骨伝導イヤホンで、品質の高さや長期保証期間が魅力です。
そして、骨伝導イヤホン(Y9)を利用してみた率直な感想としては、「値段に見合わず品質が高い」という印象を受けました。
音楽再生時の音漏れがやや気になりましたが、音質もそこまで悪くない。という印象です。
また、ワイヤー部分の締め付けがソフトなため、長時間装着してもこめかみ部分が痛くなることはありませんでしたし、眼鏡やサングラスを掛けた状態で装着しても、テンプル部分とも干渉しませんでした。
ただし、マルチペアリングには非対応なので、接続先を変更する際はやや面倒だと感じました。
実際は複数のスマホ、PCとペアリングができますが、手動で「接続中のデバイスから切断→新しいデバイスで接続」というステップが必要です。
これらの内容を踏まえ、コスパ重視の方に最適な骨伝導イヤホンだと感じた次第です。
Xolazex Y9の基本情報
Xolazex Y9の基本情報は以下の通りです。
優しいつけ心地ではありますが、ワイヤー部分の作りもしっかりしていると感じました。
実際に逆方向に曲げ伸ばしたりしてみましたが、ワイヤーの形状や装着感が変わることはありませんでした。
気軽に持ち運びができるのは嬉しいですね。
同梱物一覧
Xolazex Y9の同梱物一覧は以下の通りです。
- イヤホン本体:Y9
- 耳栓
- 充電ケーブル:マグネット式ケーブル
- 取り扱い説明書(日本語表記)
- 保証延長カード
携帯用のケースなどは付属していないので、持ち運びには少し工夫が必要かもしれません。
また取り扱い説明書は日本語表示だったので、ペアリング方法やマルチファンクションボタンの説明が分かりやすかった点は高評価でしたね。
それと、購入日から14日以内に公式LINEに登録することで、30日の保証期間に加え、18ヶ月のメーカー保証が受けられるようになります。
質保証期間が19ヶ月(1年7ヶ月)になるのは安心ですね。
Xolazex Y9の音質と音量
可もなく不可もなく。
というのがY9の音質に対する感想ではありますが、音楽再生時の音量は少し大きいと感じました。
付属の耳栓を利用することで、外音を遮断できるので、音楽への没入感を高めることもできます。
ただ、骨伝導イヤホンなので、低音はあまり期待しないでください…
また、スマホの音量を半分程度で設定して音楽を聞いてみましたが、わりと音漏れします。
そのため、静かな空間で利用する場合は、周囲の人に配慮した音量設定が必要だと感じました。
音量を上げすぎるとドライバー部分の振動が強くなるので、くすぐったい感覚になるのは、骨伝導イヤホンの特徴ですね。
音楽再生中の操作方法
Y9はマルチファンクションボタンが存在するため、ボタン1つで音楽の再生・停止、着信中の電話に応答することができます。
- 電源オン・オフ
- MFBマルチファンクションボタンを3秒間長押しする
- 一時停止・音楽再生
- MFBマルチファンクションボタンを1回短押しする
- 曲戻り(曲のはじめに戻る)
- 音楽再生時に+ボタンを長押しする
- 曲送り(次の楽曲が再生される)
- 音楽再生時に-ボタンを長押しする
- 音量を上げる・下げる
- +ボタン短押しで音量アップ、-ボタン短押しで音量ダウン
- 音声アシスタント起動
- MFBマルチファンクションボタンを素早く3回押す。再度MFBマルチファンクションボタンを素早く3回押すと元のモードに戻る
- 着信応答
- 着信中にMFBマルチファンクションボタンを1回押す
- 通話終了
- 通話中にMFBマルチファンクションボタンを1回押す
- 着信拒否(電話にでない)
- 着信中にMFBマルチファンクションボタンを2回押す
できる内容は以上となりますが、操作で困ることはなさそうという印象を受けました。
操作も直感的で覚えやすいですね。
各利用シーンでの音楽・音声の聞こえ方
今回は日常生活および、自転車での走行シーンでどのように音楽が聞こえるかを確認してみました。
- 日常生活(屋内・屋外・電車移動中)
- 平坦走行中
- ヒルクライム中
- ダウンヒル中
また、今回検証するにあたり、スマートフォンの音量は半分(50%)で設定して、聞こえ方の度合いを5段階で表現しました。
グラフの見方ですが、聞こえ方の目安①が「しっかり 聞こえる」状態となり、聞こえ方の目安②が「ほぼ 聞こえない」状態となります。
あくまで僕の感覚値となってしまうことと、中間がない点はご了承ください。
日常生活(屋内・屋外・電車移動中)の聞こえ方
日常生活での聞こえ方は以下の通りです。
電車内で利用する際は、環境音が大きいこともあり、あまり聞こえない状況となりました。
電車内でも付属の耳栓を利用することで、「少し 聞こえる」という状態にすることもできますが、骨伝導イヤホン特有の「ながら聞き」という大きなメリットが失われてしまいます。
そのため、電車での移動時はにカナル型(耳栓タイプ)イヤホンを利用することが良いと感じました。
それと後頭部にワイヤー部分がくるので、寝ながらの利用にも適してはいません。
平坦走行中の聞こえ方
平坦走行時の聞こえ方は以下のように感じました。
交通量が多い場合や巡航速度が高速になるにつれて、音楽は聞こえにくくなりましたが、「ほぼ 聞こえない」とはなりませんでした。
また、信号待ちなどのタイミングでも、セミなどの鳴き声が大きい(環境音が大きい)と音楽が聞こえにくい状況がありました。
25km前後の速度であれば音楽を楽しみながらサイクリングができました。
ヒルクライム中の聞こえ方
ヒルクライム中の聞こえ方は以下のように感じました。
個人的に骨伝導イヤホンを利用していて一番助かるシーンでもあるのですが、ヒルクライム中はスピードがあまり出ないこともあり、しっかり音楽が聞こえました。
音楽を聞きながら、川のせせらぎや鳥の鳴き声もしっかり聞こえます。
ダウンヒル中の聞こえ方
ダウンヒル中の聞こえ方は以下のように感じました。
平坦走行時と聞こえ方は基本的に同じでした。
ですが、ダウンヒル中は少しの不注意で大きな事故に繋がる可能性があります。
そのため、意図的に設定音量を下げるなどして、いつも以上に周囲に注意を払い、安全な走行を心掛けるようにしましょう。
ダウンヒル時に限らず、常に安全な走行を心掛けましょう。
Xolazex Y9のメリット・デメリット
価格・品質共に満足度の高いY9ですが、利用してみて感じたメリット・デメリットは以下の通りです。
では内容について詳しくみていきましょう。
メリット1:装着感が優しい
1つ目のメリットは「装着感が優しい」ことです。
骨伝導イヤホンの種類によってはこめかみ部分の締め付けが強くて、痛いと感じてしまう人もいます。
その点、Y9は装着感がソフトなため、強い締め付け感がなく、長時間利用していてもこめかみ部分が痛くなることはありません。(個人差があります)
骨伝導イヤホンの締め付けが苦手…
という人には嬉しいメリットです。
メリット2:直感的な操作で分かりやすい
2つ目のメリットは「直感的な操作で分かりやすい」ことです。
Y9ではマルチファンクションボタン、+、-ボタンが存在するのですが、長押しや短押しで音楽の再生や停止、電話にも応答できます。
スマホを操作することなく、直感的に操作できる点は嬉しいですね。
メリット3:急速充電に対応
3つ目のメリットは「急速充電に対応」していることです。
急速充電に対応しているため、前日に充電を忘れてしまったとしても、わずか5分の充電で1.5時間利用することができます。
外出前の限られた時間でもある程度充電できるのは助かりますね。
今度は、Y9のデメリットを確認したいと思います。
デメリット1:ボタンが押しづらい
1つ目のデメリットは「ボタンが押しづらい」ことです。
装着時に耳の裏側にボタンがくるので、各種ボタンが押しづらいと感じました。
また、音量を調整するために+、-ボタンを押しても”ピッ”という感じで音がならないので、押せているかどうかの判断もしづらいです。
ボタンの配置は正直微妙だと感じました…
デメリット2:マルチペアリングに非対応
2つ目のデメリットは「マルチペアリングに非対応」であることです。
PCやスマホとペアリングして使い分けをする場合、出力先を切り替えるためには「手動で接続中のデバイスから切断→新しいデバイスで接続」というステップが必要となります。
仕事とプライベートで利用したいと考えている場合には不向きかもしれません…
利用シーンごとの骨伝導イヤホンの干渉具合
Y9は耳に被せるように装着するため、装着する順番によっては着脱がやや面倒です。
そのため、マスクや眼鏡をした状態で骨伝導イヤホンを装着することがおすすめです。
着脱の機会が多い骨伝導イヤホンを最後に着用する感じです。
以降の項目でY9着用時の様子を確認していきます。
Y9+マスク
「マスク」→「Y9」の順番に着用した際の画像です。
マスクの紐の太さによっては少し干渉する可能性がありますが、個人的にはそこまで気になりませんでした。
Y9+メガネ・サングラス
「眼鏡・サングラス」→「Y9」の順番に着用した際の画像です。
眼鏡着用時
サングラス着用時
Y9耳掛け部分は少し浮いたような設計となっているため、眼鏡・サングラス共にテンプル部分への干渉はありませんでした。
ただ、極太のテンプルの場合は干渉してしまう可能性もあります。
眼鏡やサングラスをしていても違和感なく装着できました。
Y9+ヘルメット
「Y9」→「ヘルメット」の順番に着用した際の画像です
Y9は後頭部にワイヤー部分が存在するのですが、ヘルメットに干渉することなく装着することができました。
ただ、顎ひもの部分がドライバー部分に当たってしまうので、顎ひもの締め具合は微調整が必要です。
顎ひもにゆとりがない場合、ドライバー部分への干渉が気になるかもしれません…
サイクリングシーンでの場合
「サングラス」→「Y9」→「ヘルメット」の順番に着用した際の画像です。
ヘルメットの顎ひも部分だけ干渉してしまいますが、サイクリングシーンでの利用時も違和感なく装着できるようになっています。
サイクルキャップを利用する場合も、特に干渉することなく装着できました。
正直違和感はありますが、コンビニの滞在時間は僅かなのでこのようにしています。
【まとめ】Y9でもっとサイクリングを楽しもう!
今回はAmazonで購入できるコスパの高い骨伝導イヤホン「Xolazex Y9」についてサイクリスト目線で解説しました。
ヘルメットの顎ひも部分とは干渉してしまうものの、眼鏡・サングラスをしていても問題なく利用できます。
低価格ながら、品質が高く操作方法も直感的で分かりやすいです。
19ヶ月(1年7ヶ月)の保証期間も大きな魅力ですので、はじめての骨伝導イヤホンとして試してみてはいかがでしょうか。
いつものサイクリングがもっと楽しくなりますよ。
以下の記事でロードバイクにおすすめの骨伝導イヤホンをまとめていますので、参考にしてみてください。
骨伝導イヤホンの定番となる、shokzのOpenMoveは以下の記事でレビューしているので、参考にしてみてください。
コメント