サーモスのクーラーバッグがおすすめみたいだけど、本当に必要なの?
そもそもみんなが使っているバックの中身ってどうなってるの?
Uber Eats で副業をはじめる時に、多くの先輩配達員がおすすめしていた「サーモスのクーラバッグ(20L)」を購入しました。
クーラーバッグを利用することで、
- 温かい料理・冷たい料理を分けて収納できる
- 配達バッグ内の隙間を効率的に埋めることができる
このようなメリットがあり、結果として料理を崩さずに配達できているので、購入して良かった。
というのがこの記事の結論です。
- サーモスクーラーバッグのメリット・デメリット
- サーモスクーラーバッグを利用した3つの収納例
- ウバック(配達用バック)の中身と持ち物
ですが、正直にいうと現時点(2022年10月時点)ではサーモスのクーラーバッグを利用していません。
おすすめしているのにどうして利用しなくなったのか?ということも交えて解説します。
サーモスのクーラーバッグを使う配達スタイルがおすすめの人
サーモスのクーラーバッグは温度を保った上で、料理を丁寧に運ぶことができるという大きなメリットがあるため、Uber Eats の配達に慣れていない人におすすめのスタイルと言えるでしょう。
具体的には、以下のような人におすすめです。
- これから配達パートナーになろうと考えている人
- 1件1件の配達を丁寧に行いたいと考えている人
- 配達経験が少ない人
効率的に配達を行う目的の人にはあまり適していません…
配達シーンにおけるサーモスクーラーバッグのメリット・デメリット
配達シーンにおけるサーモスクーラーバッグのメリット・デメリットは以下の通りです。
このようなメリットがありますが、配達に慣れてきたら無理に使う必要はない。
というのが本音です。
実際に僕自身、現時点ではサーモスのクーラーバッグを利用していません…
そのため、やや説得力に欠けますが、 Uber Eats で副業をはじめたばかりの初心者にこそ利用してほしいと感じています。
では以降の項目で具体的な内容について確認していきましょう。
メリット1:料理を崩さずに配達できる
1つ目のメリットは「料理を崩さずに配達できる」ことです。
当たり前ですが、フードデリバリーの副業はただ料理を運ぶのではなく、丁寧に料理を運ぶことが求められています。
サーモスのクーラーバッグを利用することで、配達バッグ内部の隙間を効率的に埋めることができるため、配達中に生じる料理の横揺れをかなり軽減することができます。
特に配達をはじめて間もない頃は、配達するだけでも手一杯だったこともあり、「料理の横揺れを防止できる」という点に僕自身とても助けられたと感じています。
もちろん配達バッグは水平を保つ必要があります。
メリット2:出来たての状態を保って料理を配達できる
2つ目のメリットは「出来たての状態を保って料理を配達できる」ことです。
サーモスのクーラーバッグを利用して、配達バッグ内部を区切ることで「温かい料理」、「冷たい料理」の収納先を使い分けることができます。
そもそも「保温・保冷機能が高い」ので、料理の品質を落とすことなく配達でき、結果として高評価も貰いやすくなると感じています。
出来たての状態で料理を配達できるのは嬉しいですよね。
デメリット:ダブルピックの時にサーモスのクーラーバッグが邪魔になる
魅力的なメリットがある反面、「ダブルピックの時にサーモスのクーラーバッグが邪魔になる」ことが唯一のデメリットです。
通常の配達依頼であれば、サーモスのクーラーバッグへ料理を簡単に収納できるのですが、ダブルピック(2件の配達依頼を同時に受ける)の時は、クーラーバッグが邪魔になってしまいます。
このような場合、クーラーバッグを折りたたみ、配達バッグ内部の配置を変更する必要があるので、この作業がやや面倒だと感じました。
通常の配達依頼でも、稀に容器が大きくて収納することができないこともあります…(体感的に1~2割程度)
サーモスのクーラーバッグを利用しなくなった理由
僕がサーモスのクーラーバッグを利用しなくなった理由は「ダブルピックを受ける件数が増え、サーモスのバックを邪魔に感じるようになった」からです。
デメリットの項目でも記載しましたが、2件分の配達依頼を受けるダブルピックの場合、サーモスのクーラーバッグは取り扱いがやや面倒です…
受け取った料理の量によっては配達バッグ内にクーラーバッグが入りきらない場合もあります…
Uber Eats には「配達件数に応じて追加報酬が発生するクエスト」が存在するのですが、クエスト達成を目指す上で、ダブルピックは避けて通れません。
そのため、クエスト達成を優先するようになったタイミングでサーモスのクーラーバッグを利用しなくなりました。
とはいえ、配達をはじめて間もない方にとってはクエスト達成よりも「料理を安定して配達する」経験を積むことが重要ですので、配達に慣れるまでは利用したほうが良いことは間違いありません。
今後利用しなくなる可能性はありますが、まずは丁寧に料理を配達する経験値をしっかり積むことが最優先です。
利用している配達バッグの中身
僕が実際にUber Eats の配達で利用しているバックの中身はこのような感じになっています。
またバックの中に携帯している持ち物は以下となります。
詳細は以降で紹介しますが、「バック内部の隙間がほぼない」ことが分かると思います。
バックの中に隙間がないけど、料理をちゃんと収納できるの?
一見このように思われますが、
料理をしっかりと収納することができますし、隙間はなくて問題ありません。
むしろ配達ではバック内部に隙間を作らないように工夫をする必要があるので、このくらいが逆に丁度いいです。
とはいえ以前は、「出前=家族分の料理を注文」との印象が強かったです。
しかし、コロナ禍による巣籠もり消費の影響もあり、気軽に頼めるフードデリバリーの文化が急速に浸透しました。
そのため、現在は受ける注文の7割以上が1人前〜2人前であることがほとんどです。
それなら「大きくて重い純正の配達バック」をわざわざ使う必要はないよね?
という疑問を持たれそうですが、
稀に量の多い注文を受けることもありますし、配達経験が少ない場合でもダブルピック(2件分の配達依頼)の依頼は入ります。
そのため、実際に受けるリクエストの大半は少量ではあるものの、サイズの小さなバックを選ぶことはオススメできません。
実際の配達で携帯している持ち物
僕が実際に利用している持ち物(相棒たち)は以下となります。
それぞれ利用している理由を解説したいと思います。
持ち物その1:サーモス ソフトクーラーバッグ(20L)
1つ目の持ち物は「サーモス ソフトクーラーバッグ(20L)」です。
採用理由としては、レストランでピックアップする(受け取る)ほとんどの料理を、効率的かつ簡単に収納できるからです。
また、配達バック内の余分な隙間を埋めることにもかなり役立ちます。
なお、保冷バックという名称ですが、保温にも対応しており、ハイブリットに料理の品質を保てることも大きな魅力。
配達をはじめて間もない人にこそ、おすすめできる逸品です。価格も安価なのですぐに元が取れます。
持ち物その2:静音アルミブランケット
2つ目の持ち物は「静音アルミブランケット(以降:サバイバルシート)」です。
個人的にフードデリバリーの業務を行う上で必須の持ち物だと感じています。
というのも、サバイバルシートは保冷・保温性能に秀でていて、とにかく優秀です。
さらに、野球ボールのように小さく丸めたりすることで、バックと料理の隙間を埋めることにも役立つオールラウンダーです。
正直ニオイ残りは気になりますが、タオルよりも保冷・保温性能が優れているので全員使うべき持ち物です!
持ち物その3:フェイスタオル
3つ目の持ち物は「フェイスタオル」です。
フェイスタオルですが、サバイバルシートでは少し物足りない隙間を埋める場合や、料理の下に敷くことでクッション性を出したい時に利用しています。
ただ正直にお伝えすると、どうしてもタオルじゃないと…
というシーンに遭遇したことがないので、2等分にしたサバイバルシートでも代替できますが、あると便利なことは間違いありません。
僕の場合は配達バッグの底に敷くために利用していることが多いです。
持ち物その4:DAISOのペーパータオル
4つ目の持ち物は「DAISOのペーパータオル」です。
ペーパータオル自体がブロックのような形状となっているので、比較的大きな隙間を埋める場合に重宝します。
またバック内で汁漏れが発生した場合などに、拭いたりすることもできます。
前提として、丁寧な配達を心掛けましょう!
清掃が行き届いていない床への置き配時に、利用することがオススメです。実はこういった小さな配慮が高評価やチップに繋がります。
レストランに応じた料理の収納例を3つ解説
では実際にピックアップ(受取った)した料理に応じた収納方法を紹介したいと思います。
とはいえ、これが正解!
ということではないので、参考程度に捉えてもらえると嬉しいです。
あくまで僕の収納例ですので、あしからず。
収納例1:マクドナルド(セットメニュー)
1つ目の収納例は「マクドナルド(セットメニュー)」です。
マクドナルドの注文は「ハンバーガー類」+「ポテト」+「ドリンク」のセットメニュー(稀にナゲットも)が多くの割合を占めます。
そのため、サーモスのバックに温かい「ハンバーガー類とポテト」を収納し、空いたスペースにドリンクをセットします。
料理を潰してしまわないように注意して、隙間にそっとサバイバルシートを入れます。
解説
実際の画像
収納例2:銀だこ(8個入り単品)
2つ目の収納例は「銀だこ(8個入り単品)」です。
銀だこの場合は、ソースや鰹節、青のりがトッピング済みの状態で受け取ります。
そのため、段差の衝撃や横揺れにはいつも以上に注意が必要ですので、バックに収納する前に、下地としてサバイバルシートを敷き詰めます。
その後、たこ焼きを収納してサバイバルシートを上に被せます。
サバイバルシートでサンドするイメージです。
解説
実際の画像
収納例3:丼ものやラーメン類
3つ目の収納例は「丼ものやラーメン類」です。
少し意外に思われるかもしれませんが、丼ものやラーメン類は比較的配達が簡単です。
というのも、丼ものやラーメン類は以下のような特徴があります。
- やや重量があるので、横揺れが起こりにくい
- バックにぴったり収納できることがほとんど
とはいえ、段差などの影響を最小限に抑えるため、サバイバルシートを下地として敷いてから、空いた隙間も埋めていきます。
解説
実際の画像
【まとめ】まずは効率よりも丁寧な配達を最優先しよう!
今回、Uber Eats で副業をはじめて間もない人に向けて「サーモスのクーラバッグ(20L)」の使用感やメリット・デメリット、配達バッグの中身を解説しました。
僕は現時点で利用していませんが、配達初期の頃は利用していて本当に良かったと感じています。
一般的にUber Eats は簡単な仕事と言われていますが、僕はまったくそう感じません。
- なるべく早く料理を丁寧に配達する必要がある
- 自分の見知らぬ建物に配達する必要がある
丁寧な配達を続けることで、高評価やチップを貰う機会も増えてくるので、まずは効率よりも丁寧な配達を最優先することがおすすめです。
あらためてサーモスのクーラバッグのメリット・デメリットは以下となります。
配達の中で感じるストレスを少しでも軽減するためにも、ぜひ利用してみてください。
料理を水平に保つための工夫として「リアキャリアを活用する」こともおすすめですので、以下の記事も参考にしてみてください。
配達経験は増えてきたけど、中々チップが貰えない…
と感じている人は以下の記事を参考にしてみてください。
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