ロードバイクを始めてみたいけど、服装がダサいんだよな〜
なんでロードバイクのジャージはあんなにピチピチなんだろう?
「半袖・短パン」+「ピチピチのサイクルジャージ」は成人した大人にはハードルが高い…
ロードバイクを楽しんでいるサイクリストには非常に失礼ですが、僕はロードバイクを始める前にこのようなことを思っていました。
もちろんサイクルジャージを着るメリットはかなり大きいのです。
しかし、ロードバイクに「ピチピチのサイクルジャージ」は必須ではありません。
そのため、この記事では僕の実経験を踏まえ、以下の内容について解説をします。
- ロードバイクの服装がダサいと思われる原因
- 最低限準備してほしいアイテム
- カジュアルな服装でオススメのブランド
ロードバイクに興味はあるけど、服装が原因で中々踏み出せない…
このように感じている人はぜひ記事の内容を参考にしてみてください。
服装がダサいと感じる原因はサイクルジャージ?
ロードバイクを始めたい!
と、思った人の前に現れる最初の大きな壁が「サイクルジャージ問題」です。
僕自身ロードバイクを始める前は「サイクルジャージ」に強い抵抗がありました。
とはいえ、サイクルジャージの恩恵は絶大で、具体的には以下のような恩恵を受けることができます。
- 乗り手のストレスや疲労を軽減できる
- 吸水性、速乾性が高く、冷えや臭い防止になる
- 背中のポケットが機能的で使いやすい
しかし恩恵は大きいものの、ロードバイク初心者にとってはハードルが高いですよね…
そこでロードバイクの服装がダサいと思われる3つの大きな原因を確認したいと思います。
- 体にフィットするピチピチの設計
- 童心を思い出す半袖・短パン(ショートパンツ)
- お猿さんのような見た目のレーシングパンツ
ではこれらの内容について確認していきましょう。
体にフィットするピチピチの設計
ダサいと思われる原因としてまず、1つ目の内容は「体にフィットするピチピチの設計」です。
この点はダサいというよりも「恥ずかしい」という感情の方が正解かもしれません。
というのも、ロードバイクに興味を持つ人の中には「運動不足の解消」を目的としている人も多いです。
「痩せたい・スリムになりたい」と考えているのに、体型が丸わかりになってしまう「サイクルジャージ」はハードルが高いと言わざるを得ません。
メタボリックな体型にピチピチ設計のサイクルジャージとか罰ゲームなのか?
童心を思い出す半袖・短パン(ショートパンツ)
2つ目の原因として、サイクルジャージが「半袖・短パン(ショートパンツ)」ということです。
私服でハーフパンツなどを履く人にとっては大きな問題には感じられないかもしれないのですが、人によっては抵抗が大きいかもしれません。
「半袖・短パン」は夏場限定の内容となります。冬であれば「長袖・長ズボン」のサイクルジャージを着ます。
僕はショートパンツに抵抗はありませんでしたが、すね毛の処理に悩みました。
実は9割以上のサイクリストは年代を問わず「すね毛」を処理しています。
検証結果としてエアロダイナミクス効果が得られるのですが、単純に見た目があまりよくないという理由から、すね毛を処理する人が大半です。
男なのにすね毛の処理が必要になるなんて…
もし同じように感じている人にとっては、悩みの1つになる可能性があります。
すね毛を剃ることで得られるエアロダイナミクス効果とは?
ロードバイクは空気抵抗を減らすことで、出せる速度が大きく変わります。
そこで、意外に思われるかもしれませんが、「すね毛」を剃ることで空気抵抗が減り、タイムを縮めることが実証されています。
すね毛を剃ることで、なんと空気抵抗を7%削減できるのだ。この衝撃の事実は風洞実験で明らかにされた。
引用元:IT技術者ロードバイク日記様
とはいえ、多くのサイクリストは単純にファッションとして剃っているケースが大半です。
お猿さんのような見た目のレーシングパンツ
最後に「やや恥ずかしい見た目のレーシングパンツ」についてです。
実はロードバイクのサドルはびっくりするくらい硬いです。
そのため、お尻を保護する目的でレーシングパンツには「パッド」が内蔵されています。
この「パッド」がある・ないでは疲労感に大きな差が生まれるものの、正直見た目が良くありません。
人によってはどうしても受け入れがたい問題になってしまうかもしれません…
ロードバイクで最低限これだけは準備してほしいアイテムを5つ紹介
ロードバイクの服装がダサいと思われる原因について確認してきました。
以降の項目ではロードバイクを楽しむ上で「最低限準備してほしい5つのアイテム」を確認していきたいと思います。
- ヘルメット
- ライト+ベル
- サイクルグローブ
- パッド入りのインナーパンツ
ではそれぞれ確認していきましょう。
ヘルメット
まず必須なアイテムの1つ目は「ヘルメット」です。
ロードバイクは自分が思った以上のスピードを簡単に出すことができることが大きな魅力です。
初心者でも30km/h程度のスピードを出すことができます!
そのため、万が一転倒した際に頭を守るためにもヘルメットは必須です。
またヘルメットの価格はピンキリですが、初心者の方は安全基準を満たした5,000円前後のヘルメットで問題ありません。
高いヘルメットと安いヘルメットの違いは?
同じ安全基準を満たしているものの、以下の目的で作られているヘルメットは比較的高額です。
- エアロダイナミクス
- 軽量化
他にも「あご紐の質感が良い」などの違いがありますが、どちらかというとレース向けの作りになっています。
安全基準を満たしている前提ですが、気に入ったヘルメットを選べばOKです。
ライトとベル
続いて2つ目と3つ目のアイテムは「ライトとベル」です。
明るい時間帯しか走らないんだけどライトは必要なの?
僕自身同じように考えていましたが、ライトとベルは道路交通法上、装着が義務付けられています。
なお、「ライトはフロントとリアライト」それぞれ準備が必要です。
ベルは基本的に鳴らす機会は少ないです。(というか、ほぼありません…)
ベルはむやみに鳴らすのはやめましょう!(トラブルになる可能性があります…)
しかし、ライトはトンネルなどの走行時に点灯する必要があるのですが、夜間走行をしない前提であれば、小型のライトで十分といえるでしょう。
サイクルグローブ
4つ目のアイテムは「サイクルグローブ」です。
ロードバイクは走行時の振動が比較的ダイレクトに伝わります。
グローブを使わずにロードバイクに乗っていると、かなり手が痛くなってしまいます…
ロードバイクで使うグローブは手のひら側にパッドが入っているので、振動を吸収して痛みや疲労を軽減してくれます。
穴あきでも穴なしでもどちらでもいいのですが、使う、使わないでは疲労が大きく差がでるので、準備するべきアイテムの一つです。
パッド入りのインナーパンツ
最後は「パッド入りのインナーパンツ」です。
ロードバイクを使ったサイクリングでは比較的長距離を走ることが多いのですが、サドルが非常に硬いという問題があります。
僕が初めてロードバイクに乗った時はレンタルサイクルだったのですが、「パッド入りのインナーパンツ」の存在を知らなかったので準備していませんでした。
その結果およそ20km程度のサイクリングだったにも関わらず、椅子に座ることができなくなるくらいお尻が痛くなってしまいました。
ロードバイク体験は楽しかったけど、尻が痛すぎる…
ロードバイクのサドルが硬い理由は?
ロードバイクのペダルが硬いことで主に以下のようなメリットがあります。
- ペダリング効率の向上
- 乗車姿勢が安定する
またそもそもロードバイクは軽量化を念頭に設計されているので、クッション性の高いサドルよりも軽量化が優先された結果、硬い素材が選ばれています。
カジュアルな服装でオススメのブランド
専用のサイクルジャージではないものの、ロードバイクのサイクリングに利用しやすいジャージを紹介します。
と言っても有名なブランドなのでいまさら感が強いのはご了承下さい。
それと1点補足ですが、長ズボン、短パンのどちらでも構いません。
ですが長ズボンの場合、ロードバイクのチェーンオイルが付着して汚れてしまう可能性が高いので、裾バンドを準備することをオススメします。
個人的なオススメは短パンです!
UNIQLO(ユニクロ)
まずはみんな大好き、天下の「UNIQLO(ユニクロ)」です。
価格も高すぎることなく、良質な素材が特徴のUNIQLO。
ロードバイク専用のジャージは販売していませんが、「スポーツ用途」のジャージであれば、ロードバイクのジャージとして代用することができます。
ロードバイクは予想以上に汗をかくので、吸水性・速乾性の高いジャージを選ぶようにしましょう。
ここが良い! | ここはイマイチ… |
カラーバリエーションやデザインが豊富 | ロードバイク向けのジャージは取扱いはない |
安心のユニクロ品質 | 値段はやや高め |
無難な服装でサイクリングを楽しみたい人にオススメです。
GU(ジーユー)
2つ目のブランドは「GU」です。
GUはUNIQLOと比較した場合、価格が安価な特徴があります。
しかし、主に女性10代から30代前半の若い女性層をターゲットにしていることもあり、メンズ向けのジャージの品揃えがやや少なめです。
ここが良い! | ここはイマイチ… |
安価な価格帯で手が出しやすい | ロードバイク向けのジャージは取扱いはない |
女性向けの服装が豊富 | メンズ向けのデザインが少ない |
カップルや夫婦でロードバイクを始める場合、相方となる女性のジャージ探しにオススメです。
WORKMAN|ファインドアウト (Find-Out)
3つ目のブランドは「WORKMANのファインドアウト (Find-Out)」です。
実は個人的にUNIQLO、GU以上にオススメのブランドで、なんと売上はUNIQLOを凌ぐほどです。
というのもUNIQLOやGUにはないロードバイク向けのジャージを唯一取り扱っています。
機能性の高い背中のポケットはサイクリングをする上でかなり重宝します。
ここが良い! | ここはイマイチ… |
ロードバイク向けジャージの取り扱いあり | やや派手なデザイン |
GU並みに安価な価格帯 | 人気なのでいつも品薄状態 |
ロードバイク向きのジャージを使ってみたい人にオススメです。
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DECATHLON(デカトロン )
4つ目のブランドは「DECATHLON(デカトロン )」です。
サイクリングの他にキャンプなどのアウトドア商品全般を取り扱うオンラインショップで、とにかく安価な価格帯が大きな魅力。
さらに「365日間の返品保証」となっているため、安心して利用することができます。
ここが良い! | ここはイマイチ… |
ロードバイク向けジャージの取り扱いあり | 取り扱い商品数が少ない |
GU並みに安価な価格帯 | セール後はほぼ品切れ状態 |
365日間の返品保証 | 海外のブランドのため実店舗が少ない |
ロードバイク本体や機材も取り扱っているので、これから機材を揃えようと考えている人にオススメです。
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【まとめ】カジュアルな服装で気軽にロードバイクを始めましょう!
ロードバイクは自分の力で30km近くの速度を出すことができるとても魅力的な乗り物です。
せっかく興味を持ったのに、服装がダサいから…
という理由でロードバイクを諦めてしまうのはとても勿体ないです。
サイクルジャージほど効率的ではありませんが、カジュアルな服装でもロードバイクは十分楽しむことができるので、今回の内容があなたの背中を押すきっかけに繋がると嬉しいです。
最後に内容を振り返りたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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