リザードスキンのバーテープが気になっているけど高いんだよな〜
ロードバイクのバーテープ交換って誰でも簡単にできるの?
やや高額な価格帯ではあるものの、特徴的なグリップ感で人気の高い「リザードスキン」をチョイスして、はじめてロードバイクのバーテープを交換してみました。
結論としてバーテープの交換は少し面倒でしたが、リザードスキンのバーテープは口コミ通りグリップ感が抜群で、とても満足しています。
この記事では、リザードスキンのバーテープの特徴や巻き方をあわせて解説します!
LIZARD SKINS(リザードスキン)とは?
LIZARD SKINS(リザードスキンズ)はトカゲの皮膚のようにロードバイクとライダーを各種衝撃から守ろう。
という斬新な発想で業界にデビューしたブランドで、以下のような特徴があります。
- 手に張り付く独特のグリップ感
- 用途に応じた3種類の厚さ(1.8mm、2.5mm、3.2mm)を展開
- どのようなロードバイクにも合わせやすいシンプルなデザイン
また、過度な期待は禁物ですが、雨や汗で手やバーテープが濡れたとしても、グリップ力が衰えにくい点も大きな魅力の1つ。
高価格帯ではありますが「また握りたくなる独特のグリップ性」で人気のバーテープブランドです。
野球用(バット)のバーテープも販売されているのですが、なぜか野球用はデザインがかなり豊富です。(なんででしょう?)
特徴は手に張り付く独特のグリップ感!
リザードスキンのバーテープは手に張り付く独特のグリップ感が大きな特徴です。
そのため、以下のようなシーンで活躍が期待できます。
- ロングライドで疲れが出はじめてきた時
- ヒルクライム後で握力が弱っている時
- サイクルグローブを利用しないけど、通勤・通学でロードバイクに乗る時
またリザードスキンのバーテープは厚さは1.8mm、2.5mm、3.2mmと3種類があるのですが、僕はロングライド時の手の痛みに悩んでいたこともあり、「3.2mmの厚さ」を選びました。
バーテープが厚いので、見た目の印象は割と変わってしまいましたが、ロングライド後の手の痛みは大きく軽減されました。
素手でもしっかりグリップしますし、サイクルグローブなしでも手の痛みが出にくいとすら感じる厚さです!
また交換後の率直な感想ですが、やはりグリップ感が特徴的で、何回も握りたくなってしまうから不思議です。
LIZARD SKINS(リザードスキン)はどんな人におすすめ?
リザードスキンのバーテープは以下のような人にオススメです。
- サイクリング中の手の痛みに悩んでいる人
- シンプルなデザインが好きな人
- バーテープに5000円近い投資ができる人
僕は正直にお伝えすると、価格面でかなり悩んでしまいましたが、以下の格言を思い出して「リザードスキンのバーテープ」購入を決めました。
悩む理由が値段なら買え 買う理由が値段なら止めておけ
買い物で失敗しないための格言ですが、それでも5,000円近い価格のバーテープには悩まされました…
LIZARD SKINS(リザードスキン)内容物の確認
バーテープ購入時に付属している内容物は以下となります。
- バーテープ x 2
- バーエンドキャップ x 2
- 化粧テープ 、補助テープ
注意点としては「ビニールテープ」、「六角レンチ」は付属していないので、別途準備が必要になります。
それと箱から出した時に感じた率直な内容ですが、新品のゴム製の靴の匂いみたいでクサイ…
というのが本音。
なので、人によっては匂いが苦手な人も多いかもしれませんが、一時的なものですので安心してください。
バーテープ交換前後の状態を写真で比較
バーテープ交換前後の状態を写真で比較したいと思います。
巻く方向を間違ってしまったという致命的な問題がありましたが、はじめてのバーテープ交換の割には中々上手に巻くことができていると感じています。(評価はかなり甘めですが)
それと先ほどもお伝えした通り、以下のものが必要となりますので、事前に準備する必要があります。
- ブレーキワイヤーをハンドルに固定するための「ビニールテープ」
- バーエンドキャップを外すための「六角レンチ」
ビニールテープはセロハンテープでも代用はできるようですが、個人的には耐久性や見た目の観点からビニールテープがオススメですね。
ちなみにビニールテープはホームセンターで100円以内で購入することができます。
では実際にバーテープ交換の流れを確認してみましょう。
バーテープ交換の流れ
では実際にバーテープを交換していきたいと思いますが、交換の流れは以下となります。
写真で確認すると一目瞭然なのですが、バーテープを巻く向きが間違っていました…
矢印は修正していますが、「外側から内側に向かって巻く」が正しい巻き方となりますので、ご注意ください。
ややこしくなってしまい、すみません。(とはいえ握り心地にあまり違和感はありません。)
ハンドル中央からバーテープを剥がす
ハンドル中央のビニールテープを取り、バーエンドに向かってバーテープを剥がしていきます。
途中バーテープを剥がすためにブラケットカバーをめくり上げます。(めくり上げるという表現が正しいかは不明です…)
力技でめくり上げる必要がありますが、特に破けたりしませんので、ゴム部分がバーテープに重ならないようになるまでめくり上げましょう。
ブラケットカバーをめくったことははじめてでしたが、意外とゴム部分は柔らかく、すんなりめくれることに驚きました。
最後にバーエンドキャップを外しましょう。
バーエンドキャップの種類によっては、「六角レンチ」が必要になる可能性がありますので、事前に準備しておくことがオススメです。
今回バーテープを剥がしてみて気がついたのですが、ロードバイクの納車時(2年前)からバーテープを交換していなかったこともあって、ハンドルにバーテープが張り付いてしまっていました…
今回は面倒だったので、目立たない程度まで手で剥がして妥協しましたが、目安としてバーテープは1年程度のスパンで交換することが良いかもしれません…
2年近く放置しているとバーテープがハンドルに張り付いて全然取れない…
外側から内側!!方向に注意しながらバーテープを巻く
バーテープを巻きはじめる前に「ブレーキワイヤー」をビニールテープで固定します。
写真では巻く方向が逆ですが、「外側から内側に向かって」バーテープを巻きます。
ブランケット周辺に差し掛かったら、「外側から内側になるように」バーテープの巻く方向を変えます。
補足ですが、バーテープの多くは一般的に巻き直しができないと言われているので、少し緊張してしまいますが、意外と巻き直しができます。
とういのも、バーテープの裏面には両面テープが貼ってあるので、テープをハンドルに貼り付けながら巻いていくのですが、両面テープの粘着力はそこまで強くありません。(バーテープによりますが…)
リザードスキンの場合ですが、しっかり巻いていたとしても、手を離したらすぐにバーテープが剥がれてしまうくらいなので、あまり身構える必要はありません。
とはいえ、事前にシュミレーションをしておくとスムーズに巻くことができますよ!
化粧テープで見た目を整える
最後にハンドル中央まで巻くことができましたら、化粧テープで見た目を整えます。
化粧テープを使ってハンドル中央のビニールテープを隠します。
ブレーキワイヤーの影響で凹凸がありました。
余ったバーテープを使って溝を埋めるという応急処置をしたため、少し見た目が良くないです…
ちょっとしたこだわりポイントですが、手の痛み対策として「余ったバーテープ」を再利用しています。
手の痛みが軽減されるので、良ければやってみてください!
同じ方法で左ハンドルのバーテープも巻き終えたら、バーテープの交換は完了です。(巻く方向は間違っていますが…)
巻く方向は完全にミスってはいるものの、はじめてのバーテープ交換にしては結構上手に巻けていると感じています。
プロのように綺麗には巻けませんでしたが、個人的にはまずまずの結果と言えるでしょう。
【まとめ】ロードバイクを納車して間もない人ほど早めの交換がおすすめ!
今回バーテープを交換してあらためて実感しましたが、ロードバイクに乗る上でバーテープはサイクリングの快適さに大きく関係しています。
完成車のバーテープとは握り心地に明確な差がありますので、ロードバイクに乗りはじめた頃にこそ交換することがオススメと言えるでしょう。
バーテープの交換はやや面倒ですが、長期間バーテープを交換しないとハンドルがベタベタしてしまいますからね…
僕はロングライドの時に手が痛くなることが多かったので、厚手のバーテープとして「リザードスキン」を選びましたが、手の痛みも軽減されたこともあり、結果として満足度はかなり高いです。
通販で購入したので4,000円ほどで購入できたとはいえ、バーテープとしてはやや高額な部類となることも事実。
ですので、予算との折り合いが着くのであれば購入してみてはいかがでしょうか?
リザードスキンのような厚手のバーテープを探している方は、以下の記事も参考にしてみてください。
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