コンパクトで軽量、そして高い防水性能が特徴の「TOPEAKのTri DryBag(トライドライバッグ)」。
結論ですが、やや高い価格帯ではあるものの、以下の内容から素直におすすめすることができるトップチューブバッグです。
- 防水性能が高いので、突然の雨でも安心
- 軽量で携帯がしやすい
- ペダリングに干渉しない設計なので、サイクリングに集中できる
本記事では取り付けイメージや収納量、メリット・デメリットについて詳しく確認します!
TOPEAK(トピーク) トライドライバッグの詳細情報
TOPEAK公式サイトからの引用となりますが、Tri DryBag(トライドライバッグ)の詳細情報は以下となります。
・420デニール & 840 デニール 防水ナイロン 超音波溶着
・トップチューブ 取付可能径 : Ø38~52mm
・ヘッドチューブ 取付可能径 : Ø34~75mm・ 仕切り付きメイン コンパートメント
TOPEAK公式サイトから引用
・ L145 x W47 x H128mm
・ 0.6リットル
・ 65g
とはいえ、カタログスペックだけでは伝わりづらいので、写真で確認したいと思います。
サイズと重量・収納力を確認
はじめに、トライドライバッグのサイズと重量は以下の通りです。
- サイズ/重量
-
L145 x W47 x H128mm(0.6リットル)/65g
サイズ0.6リットルの補足ですが、水の容量を表す単位のリットルと同じです。
0.6リットルですので、500mlペットボトルの水が入るサイズ感ということになります。
また、バッグ内部の仕切り版を外せるので、横幅がある携帯品の場合でも収納することができるようになっています。
- 底に滑り止めが付いている
- 3カ所でトップチューブに固定する
これらの特徴から、サイクリング中の横揺れに心配する必要が少ないことも特徴の一つです。
また、ロードバイクの鍵と補給食を携帯する場合は以下のような結果となりました。
結果、仕切り版を外すことで「カロリーメイト1箱」、「プロテインバー2本」、「ロードバイクの鍵」すべてを収納することができました。
長さ的に「プロテインバー」はギリギリでしたが、どちらも収納することができました。
カロリーメイトは2箱分は入りそうなくらい余裕がありました。
パンパンになってしまいますが、実は全部収納することができました。
サイズはコンパクトですが、意外と収納力があることには驚きました。
では続いてトライドライバッグのメリット・デメリットについて確認してみましょう。
TriDryBag(トライドライバッグ)のメリット・デメリット
実際に利用してみて感じたTri DryBagのメリット・デメリットは以下の通りです。
- 防水性能が高いので、突然の雨でも安心感がある
- 軽量で携帯がしやすい
- ペダリングに干渉しない設計なので、サイクリングに集中できる
そしてデメリットは以下となります。
- トップチューブバッグとしてはやや高額…
- 装着時にトップチューブから少し浮くので見た目が気になる
メリットが多いTri DryBagですが、デメリットもあるので、購入前にしっかり確認するようにしましょう。
メリット1、防水性能が高いので、突然の雨でも安心感がある
はじめに1つ目のメリットは、「防水性能が高いので、突然の雨でも安心感がある」という点です。
防水ナイロン素材を採用していることもあり、防水性能はかなり高く、小雨程度では携帯品が浸水してしまう心配はありません。
過度な期待は禁物ですが、水没しなければ携帯品の水濡れに心配する必要はありません。
メリット2、軽量で携帯しやすい
2つ目のメリットは「軽量で携帯しやすい」点です。
一見するとナイロン素材で光沢もあるため、やや重量がありそうに思われますが、トライドライバッグは見た目とは裏腹におよそ100gとかなり軽量です。
そのためロードバイクに装着しても重量が大きく変化することもなく、携帯しやすい点は大きなメリットであると言えるでしょう。
ちょうどいいサイズ感なので利用シーンは幅広いです。
メリット3、ペダリングに干渉しない設計なので、サイクリングに集中できる
3つ目のメリットは「ペダリングに干渉しない設計なので、サイクリングに集中できる」ことです。
トライドライバッグの横幅は4.8cmであり、トップチューブと同じくらいのサイズとなっています。
そのため、シッティングポジションであれば、ペダリング時に太ももへ干渉することはほぼないと言えるでしょう。
ロードバイク乗車後に上から撮影した画像です。
とはいえ、ロードバイクが大きく横揺れするダンシングの際は太ももへ干渉することがあるかもしれません…
では続いてデメリットについて確認してみましょう。
デメリット1、トップチューブバッグとしてはやや高額…
1つ目のデメリットですが、「トップチューブバッグとしてはやや高額」であるという点です。
トップチューブバッグで圧倒的な人気を誇る「ドイターのエナジーバッグ」 が2,000円弱で購入できるのに対し、トライドライバッグは定価ベースで3,500円弱の価格帯となるため、やや高額と言わざるを得ません。
- 高い防水性能
- 記事の材質
- 滑り止め機能
しかし、これらの内容からTri DryBagの品質は高いと断言できるため、個人的には値段相応であると感じました。
やや高いと感じてしまいますが、品質を考えると価格は妥当でしょう。
デメリット2、装着時にトップチューブから少し浮くので見た目が気になる
2つ目のデメリットですが、「装着時にトップチューブから少し浮くので見た目が気になる」という点です。
設計上、ヘッドチューブに固定するマジックテープの長さが短いため、ゆとりを持った固定が難しいという欠点があります。
そのため、ヘッドチューブと固定した時に、バッグが少しトップチューブから浮いてしまい、見た目が気になる人も中にはいるかもしれません。
トライドライバッグを水平に固定すると、固定力が弱くなって横揺れの原因につながる可能性もあります。
トライドライバッグの取り付けイメージ
トライドライバッグはかなりコンパクトな設計となっているため、トップチューブの占有率が低いことがわかると思います。
しかし、真ん中(2本目)の紐が長すぎますので、ちょうど良い長さにカットしても良いかもしれません。
ダウンチューブに固定することを想定しているのか?と思ってしまうほど長い…
また、トライドライバッグの側面は上の画像を参考にしてください。
気になる股間への干渉具合
信号待ちの際にトップチューブバッグは股間へ干渉するケースが多いのですが、トライドライバッグはどうでしょうか。
トップチューブの長さにも左右されますが、僕のロードバイクの場合は、股間への干渉はありませんでしたので、違和感なく信号待ちができるようになりました。
トップチューブバッグのサイズが大きすぎると、股間への干渉があって違和感がありますからね…
【まとめ】突然の雨が心配な人にオススメ!
あらためて、トピークのトライドライバッグは高い防水性能が大きな強みであり、突然の雨で携帯品が濡れてしまわないか?と不安に感じている人におすすめです。
また、バッグ内部の仕切り板は取り外しができるので、携帯品するものに応じてバッグ内部を調整できる点も大きな魅力と言えるでしょう。
トップチューブバッグとしてはやや高い価格帯ではありますが、利用してみて素直に品質は高いと感じました。
気になっている方は是非購入を検討してみてください。
特にロングライドやブルベが趣味の人におすすめですよ!
それと以下の記事でトップチューブバッグ選びの失敗談をまとめていますので、参考にしてみてください。
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