迷っている人必見!wahoo ELEMNT BOLTを徹底レビュー!

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2021年発売_エレメントボルト徹底レビュー
考える人

ELEMNT BOLTは本当に買いなのか…

考える人

値段も安くないし絶対に失敗は避けたい…

今まではスピードや走行距離のみを計測できるサイクルコンピュータを使っていたこともあり、GPSナビ機能やケイデンス、心拍数の測定ができるサイクルコンピュータに強い憧れがありました。

そこで実に3ヶ月以上、悩みに悩んだ結果、2021年5月にwahooから発売されたミドルグレードのサイクルコンピューター「ELEMNT BOLT(エレメントボルト)」を購入しました。

1ヶ月以上実際に利用した結論として、「ELEMNT BOLTを購入して良かった!」と素直に感じています。

この記事の内容
  • ELEMNT BOLTの詳細情報
  • 特に気に入っている機能
  • 最後まで購入を迷った2機種

これらの内容を踏まえ、ELEMNT BOLTの良い点やイマイチだと感じた内容を正直にお伝えします。

さとつ

個人的な印象として、トレーニングメインの人には特におすすめのサイクルコンピュータだと感じました

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タップできる目次

wahooの最新鋭!ELEMNT BOLT

ELEMNT BOLTが前作から進化

ELEMNT BOLTは2021年5月に発売されたwahooの中で最新のサイクルコンピュータなのですが、現時点では既に発売から1年が経過しています。(2022年6月時点)

疑問を持つ人

1年前のサイクルコンピュータってちょっと古くないか?

このように思われてしまいそうですが、サイクルコンピュータは他のガジェットに比べると製品のライフサイクルが比較的長いため、そこまで古いということはありません。

さとつ

実際に愛用者の多いGarminのEdge830は2019年に発売されたサイクルコンピュータです

また、直近(2022年5月)にもファームウェアのアップデートが配信されていますので、安心して利用できるサイクルコンピュータだと言えるでしょう。

ELEMNT BOLTの商品情報

ELEMNT BOLTの商品情報は以下の通りです。

商品目ELEMNT BOLT(エレメントボルト)
製造元Wahoo(ワフー)
発売時期2021年5月
価格(サイクルコンピュータ単体)40,700円(税込)
価格(サイクルコンピュータ+センサー類)51,700円(税込)
液晶サイズ・重量2.2インチ・69.8g(実測値)
ナビ機能あり(リルート機能付き)
搭載GPS4種類
(GPS、GLONASS、BEIDOU Galileo、QZSS)
防水性IPX7(水深1.5mまで防水)
対応スマホiPhoneとAndroid
ワイヤレス接続ANT+®、BLUETOOTH®、Wi-Fi®
センサー互換性ANT+®、Bluetooth®
対応スマホ15時間
対応アプリ21種類のアプリと連携可能
(STRAVA、RideWithGPS、TrainerRoadなど)

ミドルグレードとなるため、決して安い価格帯ではありませんが、シンプルかつ多機能なサイクルコンピュータに仕上がっています。

GPSを内蔵しているため、スピードセンサーなしでも速度の計測ができます。

エアロダイナミクスなマウント形状

前作から継承されている「エアロダイナミクス設計の専用マウント(付属品)」は空力性能に特化したなんともスタリッシュな形状です。

ELEMNT BOLTの重量

公式スペックでは重量が68.38gとなっていましたが、サイクルコンピュータ単体の実測値は69.8gでした。

また、マウント込みの重量は96.0gですので、非常に軽量であることがわかると思います。

さとつ

やはり重量は若干の個体差がありますね

ELEMNT BOLTの付属品

僕が購入した「ELEMNT BOLTはセンサーセット」になるため、本体の他に以下の製品が付属していました。

  • スピードセンサー
  • ケイデンスセンサー
  • 心拍モニター

ケイデンスや心拍測定には本体の他に専用のセンサーが必要ですが、ELEMNT BOLTはGPSを搭載しているので、スピードセンサーがなくても速度の測定ができます。

考える人

スピードセンサーがないと精度がイマイチなんじゃないの?

さとつ

トンネルなどのGPSが届かない場所では測定ができませんが、センサーなしでもスピード測定の精度は高いです

前作からのアップデート内容

2021年に発売された最新のELEMNT BOLTは前作からの大きなアップデート内容は以下の通りです。

前作からのアップデート内容
  1. モノクロ画面からカラー画面になった
  2. 物理ボタンに凹凸ができて押しやすくなった
  3. ナビ画面が見やすくなった
  4. USB-Cを採用することで急速充電に対応した
  5. 調光センサーを搭載することでいつでも画面が見やすい

これらの内容はELEMNT BOLTの良い点と重複するので、以降の項目で詳しく解説します。

また、個人的にはUSB-Cを採用していることと、調光センサーとカラー液晶で視認性が高い点が特に気に入っているポイントです。

ELEMNT BOLTがカラー液晶になった

比較画像でもはっきり分かりますが、カラー液晶になったことで視認性がかなり向上しています。

さとつ

ちなみに画面のサイズは新旧ともに2.2インチで変更されていません

では良い点から確認していきましょう。

ELEMNT BOLTの良い点

ELEMNT BOLTの良さ

個人的に感じたELEMNT BOLTの良い点は以下となります。

ELEMNT BOLTの良い点
  • アンチグレア液晶と調光センサー搭載で視認性が高い
  • SUMMIT CLIMBINGでヒルクライムを可視化できる
  • USB-Cを採用したことで急速充電に対応

では詳しく見ていきたいと思います。

アンチグレア液晶と調光センサー搭載で視認性が高い

アンチグレア液晶と調光センサーを搭載しているため、日中帯・夜間帯を問わず視認性が高いです。

また衝撃に強いGorilla Glass(ゴリラガラス)を採用しており、万が一落下したとしてもた液晶へのダメージを最小限に抑えてくれます。

Gorilla Glass(ゴリラガラス)とは?

一言でいうと、耐久性の高いガラスです。

高さ1mから落下したとしても、80%の確率でキスがつかないガラスで、iPhoneにも採用されています。

以下Wikipediaからの引用となります。

アルカリアルミノケイ酸塩の素材を使用しており、高い透明度と強度を誇っている。特に強度はプラスチックの数十倍と言われ[1]、衝撃や傷に耐えることが可能である。

さとつ

過信は禁物ですが、万が一サイクリング中に落下したとしても比較的安心できる材料ではないでしょうか

ELEMNT BOLTは視認性が高い

この画像は晴れた日(28℃・快晴)に撮ったものですが、アンチグレア液晶は反射が少なくてとても視認性が高いです。

調光センサーを内蔵

また、調光センサーにより、画面の明るさを自動で調整してくれる点も液晶の値が見やすい要因の1つです。

トンネル進入時や日が落ちてきた時など、自動で視認性を確保してくれます。

SUMMIT CLIMBINGでヒルクライムを可視化できる

Garmin製品にはClimbPROという機能でヒルクライムの情報を可視化できるのですが、似た機能としてELEMNT BOLTにもSUMMIT CLIMBING(サミット クライミング)という機能が実装されました。

さとつ

どちらもヒルクライムの勾配情報をカラーで視覚的に表示してくれる機能です

SUMMIT CLIMBINGの情報

勾配の情報は利用してみての数値なので、間違っていたらすみません…

拡大・縮小での見え方の違い

SUMMIT CLIMBINGの表示も物理ボタンで拡大・縮小ができるので、好みに応じて使いわけることもできます。

さとつ

Garminの方が情報量が多いですが、僕の場合はSUMMIT CLIMBINGに表示される情報量で充分だと感じています

USB-Cを採用したことで急速充電に対応

スマホでは当たり前のUSB-Cですが、主要メーカーのサイクルコンピューターへの採用例は実は多くありません。

しかし、ELEMNT BOLTで遂にUSB-Cが採用されたことにより、携帯が必要なケーブルを減らすことができ、急速充電にも対応できるようにアップデートされました。

usb-c に対応
さとつ

今までスマホ用、サイクルコンピューター用で分けてケーブルを携帯していたので素直に助かります

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ELEMNT BOLTのイマイチな点

ELEMNT BOLTのイマイチな点

続いて、個人的に感じたELEMNT BOLTのイマイチな点は以下となります。

ELEMNT BOLTのイマイチな点
  • 電源オンからの起動が遅い
  • ナビの表示が簡易的
  • バッテリー残量が少ない
さとつ

あえてイマイチな点としましたが、我慢できないレベルではありません

では詳しく見ていきたいと思います。

電源オンからの起動が遅い

YouTubeなどで調べてみると、ELEMNT BOLTは電源オンから起動までに時間が掛かる印象を受けました。

スクロールできます

ELEMNT BOLT

Edge 830

Rider750
起動までの時間37~40秒12~15秒12~15秒
各製品の比較

遅すぎる!というほどではありませんが、出発の直前に起動する場合は若干待たされてしまうかも?という印象です。

GPSの信号を早めに受信するためにも余裕を持って起動することがおすすめです。

さとつ

起動後にGPS信号を受信できないと結構バッテリーが消費されるように感じましたので、その点には注意が必要です

ナビの表示が簡易的

続いての内容は「ナビ表示が簡易的」という点です。

カラー液晶になったことで、前作のELEMENTに比べると格段に視認性が高くなっていますが、コンビニやトイレの位置などの表示はありません。

スクロールできます

ELEMNT BOLT

Edge 830

Rider750
大通り
(国道など)
表示される表示される表示される
裏道
(路地裏など)
表示される表示される表示される
コンビニ表示されない表示される表示されない
トイレ表示されない表示される表示されない
各製品の比較

コンビニやトイレの場所は表示されていなくても特に困ることはありませんが、はじめて走る道の場合、右折・左折の目印にもなるので、あると便利な機能であることは間違いありません。

さとつ

個人的にはbrytonのマップが一番見やすいと感じました

ELEMNT BOLTのナビ機能は以下の記事でまとめていますので、参考にしてみてください。

バッテリー残量が少ない

最後は「バッテリー残量が少ない」という点です。

参考までに競合製品となる「Edge830」、「Rider750」のバッテリー残量は以下の通りです。

スクロールできます

ELEMNT BOLT

Edge 830

Rider750
バッテリー時間15時間20時間20時間
各製品の比較

USB-C搭載で急速充電に対応しているとはいえ、バッテリー時間は前作から据え置きのままとなる点は正直イマイチだと感じてしまいました。

さとつ

バッテリー時間は15時間なので、短すぎるというわけではありませんが残念だと感じました…

3rd Party(サードパーティ)アプリとの連携

ELEMNT BOLTと外部アプリの連携

ELEMNT BOLTは21種類のアプリと連携できます。

連携はwahooのコンパニオンアプリからそれぞれのサービスにログインをすることで行います。

今回はサイクリングのアプリで特に知名度が高い「Strava」と「Ride with GPS」に連携した場合について確認したいと思います。

ELEMNT BOLTとStravaの連携

strava連携

Stravaはコンパニオンアプリから連携することで、作成したルートがコンパニオンアプリとELEMNT BOLTに同期されます。

またSTRAVAの有料会員の場合は、セグメントでの目標設定などの機能も利用できます。

注意点としては、連携以前のアクティビティデータなどは同期されませんので、過去のアクティビティデータはStravaから確認することが必要です。

さとつ

コンパニオンアプリでは同期された後のデータが閲覧できます

ELEMNT BOLTとRide with GPSとの連携

Ride with GPSもStravaと同じく、コンパニオンアプリから連携することで、作成したルート情報が同期されます。

ルート作成機能に特化していることもあり、作成できるルートの精度は高いです。

さとつ

Ride with GPSは無料でルートの作成ができるので、ルートラボ終了後に爆発的にユーザー数が増加したことでも有名です

最後まで迷った2つのサイクルコンピュータ

ELEMNT BOLTとの比較対象2機種

イマイチだと感じた内容で比較対象として記載していましたが、僕がELEMNT BOLTを購入する前に迷った機種は以下の2つです。

最後まで購入を迷った2機種
  • GarminEdge 830
  • Bryton Rider 750

結果的に価格が中間のELEMENTボルトを選びましたが、実はGarminEdge830には少し未練があるというのが本音です。

簡単に2つの機種の特徴について確認したいと思います。

Garmin Edge830

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GarminEdge830はセンサー類がセットになっており、単体販売が行われていないサイクルコンピューターで、おそらくGarminユーザーの中で一番利用者が多いのでは?

と個人的に感じている機種で、迷った理由は以下となります。

GarminEdge830の魅力
  1. 2.6インチのちょうど良いサイズ感の液晶画面
  2. タッチスクリーン操作で分かりやすい
  3. 情報量の多いマップ情報
  4. 20時間の長時間バッテリー
  5. 周囲を虜にするGarmin特有の「ピロリ♪」という起動音

価格帯的に比較対象は下位グレードのEdge 530になるのですが、操作性がイマイチでナビのリルート機能もありません。

また2022年6月16日に発売される上位グレードEdge 1040は大画面で高性能CPUを搭載していますが、サイクルコンピューター単体にも関わらず、Edge 830よりも3万円以上高額

となると中間に位置するEdge 830が最有力候補になり、さらにセンサー類も付属しているのでお得に感じてしまうのは僕だけではないはず。

さとつ

上手すぎる販売戦略ですね…!(とはいえ高すぎるからもう少し安くしてほしい…)

Bryton Rider 750

Brightonはコスパ最強とも呼び名の高い台湾メーカーのサイクルコンピューターで、Garmin Edge 830以上の2.8インチの大画面液晶でタッチパネルにも対応しています。

また美麗で見やすいマップも大きな特徴です。

Rider 750の魅力
  1. 2.8インチの大画面液晶
  2. タッチスクリーン操作で分かりやすい
  3. 美麗なマップ画面
  4. 20時間の長時間バッテリー
  5. コスパ

しかし、肝心の操作性の面でもっさり感があるため、ストレスを感じる方も少なくはないかもしれません。

OSはアンドロイドを搭載していますが、感覚的に「少し古めのOSバージョン」といった印象を受けました。

さとつ

比較対象の中では一番安価で、お財布に優しいサイクルコンピュータです。

【まとめ】ELEMNT BOLTはトレーニングに最適なサイクルコンピュータ!

ELEMNT BOLTは性能が良くておすすめ

あらためてELEMNT BOLTについて、機能や実際の使用感をお伝えしました。

正直にお伝えすると少し気になる部分をもありますが、それらを踏まえても購入して良かった!

と思えるサイクルコンピュータであるため、満足度は高いです。

ELEMNT BOLTの良い点
ELEMNT BOLTのイマイチな点
  • アンチグレア液晶で視認性が高い
  • SUMMIT CLIMBING機能
  • USB-Cでの急速充電に対応
  • 電源ONからの起動が遅い
  • ナビの表示が簡易的
  • バッテリー残量が少ない

この記事がきっかけでELEMNT BOLTに興味を持った人は、以下の記事で一番お得に購入する方法をまとめていますので、参考にしてみてください。

さとつ
この記事を書いた人
2019年からロードバイクに乗りはじめた30代。
普段は50~100km程度の、ゆるめのサイクリングを楽しんでいます。

長年悩んでいた膝の痛みをフィッティングで解消し、2023年にブルベでSRを獲得しました。

自分が調べた内容や、実体験を元にしたリアルな情報を発信しています。
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