Uber Eats の副業はまだ稼げるの?
100回配達するのってどのくらい時間がかかるの?
僕は2021年2月からUber Eats の配達パートナーとして副業をはじめ、約6週間で100回の配達を達成することができました。
以下の内容が100回の配達経験から感じた率直な感想になるのですが、勇気を出して副業をはじめて良かった。
というのがこの記事の結論です。
- Uber Eats は他のフードデリバリーサービスよりも稼げる額は少ない
- 完成度が高いプラットフォームなので方向音痴でも安心して稼働できる
- 対象の地域では需要が高く、配達依頼もコンスタントに入る
これらの内容を踏まえ、これからUber Eats の配達パートナーとして副業をはじめてみたい!
と考えている人に向けて、僕の配達経験ベースにはなりますが、心境の変化や工夫した点などを詳細にお伝えします。
記事が長くなってしまったので、配達中に発生したトラブルや稼働中に正直イラッとした内容は以下の記事でまとめました。
気になる方は覗いてみてください。
>【配達初心者必見!】Uber Eats のトラブル事例5選と対応方法
【前提】100回の配達の報酬と掛かった時間
100回の配達を完了するために掛かった時間は「52時間16分(オンライン時間)」で、「報酬は58,116円(時給換算すると1,112円)」となりました。
そして100回の配達を振り返る前に、前提となる情報を共有したいと思います。
- 自転車(ロードバイク)での稼働
- 土日のみ稼働(平日の稼働はしない)
- 1日の稼働時間は10:30〜18:00(目安)
- 雨が降ったら稼働しない
以前は稼働状況に応じてクエストが選べたのですが、現在はクエストを選ぶことができなくなっています。(人によって表示される内容が異なります)
Uber Eats のクエスト(プロモーション)とは?
Uber Eats にはクエスト(プロモーション)呼ばれる「条件を達成したら追加で報酬が貰うことができる仕組み」があり、それぞれのUber Driverの「機会」で確認できます。
日曜日を起点として1週間のクエストが表示されるのですが、配達パートナーによって表示される内容は異なります。
合計90配達で15,000円のクエストが出たぞ!
合計30配達で5,000円のクエストしか出てない…
という状態が普通にあります。
具体的には10回配達で◯円、20回配達で○円、という具合で段階的に報酬を得ることができるようになっていますが、稼働する地域や前の週の稼働状況によってクエスト内容は異なりますので、注意が必要です。
それと、天気が悪い日に発生する「通称:雨クエ」も存在するのですが、こちらもすべての配達パートナーに表示されるわけではありません。
雨クエは配達1回単位で追加報酬を獲得できますし、通常のクエストと並行してカウントされます。
そのため、もっと稼ぎたい!と考えている配達パートナーの中には雨を願う人もいるとかいないとか。
雨クエが表示されたらラッキー!という感じの認識で大丈夫です。(僕は表示されてもやりませんが…)
Uber Eats のブーストとは?
クエストとは別にブースト(報酬が増額される時間帯)という制度もあります。
多くの注文が予想される時間帯として「11:00〜14:00」や「17:00〜21:00」などのピークタイム(昼飯、夕飯のタイミング)に、配達の報酬が1.x倍になります。
なお、東京都内ではほぼ毎日1.3倍〜1.6倍のブーストが発生しているので、距離によっては1件の配達で1,000円近くの報酬を得ることもできます。
ブースト1.x倍とはなっていますが、裏側で調整がされていますので、詳細は不明です…
【実録】100回の配達を振り返る
では実際に初回配達時から、100回目の配達を達成した時の状況を振り返っていきたいと思います。
ちなみにUber Eats からは以下のタイミングで「おめでとうメール(計7回)」が配信されてきます。
- 初回の配達が完了
- 2回目の配達が完了
- 10回目の配達が完了
- 20回目の配達が完了
- 40回目の配達が完了
- 50回目の配達が完了
- 100回目の配達が完了
50回以降は長めに放置され、100回配達までメールは配信されませんでした。
以降の項目で「初回配達〜10回目の配達」を振り返りたいと思います。
【初回配達が鬼門】初回〜10回目の配達記録
1〜10回目の稼働についてですが、まずは1回目の配達から振り返らせてください。
内容としては以下の通りです。
- 初回の配達は土地鑑のある地域で稼働するべき
- 2回目以降の配達では精神的にかなり余裕が持てるようになる
- 丁寧な配達を意識することができた
- ピンずれは普通に起こってしまうが、案外なんとかなる
- 早くもトラブルに遭遇した
ウーバーイーツで配達を開始するためには、「Uber Driver」という配達パートナー専用のアプリが必要です。
そしてこの「Uber Driver」のステータスをオンラインにすることで、配達依頼を受けることができる状態になるのですが、はじめてオンラインにする時はとにかく緊張します。
「Uber Driver」のステータスをオンラインにする際に「ウバオン!」という人もいます。(僕もたまにやります。)
気持ちを落ち着かせ、オンラインにしようとすると「顔認証や衛生面の確認」を求められました。
顔認証はAIがプロフィール写真と照合を行うのですが、何度も認証に失敗するとアカウントが停止されることもあるようです。
そのため認証の際は必ず「マスクを必ず外して認証」するようにしましょう。
認証が完了してホッとしていると、30秒後くらいに初めての配達リクエストが入り、かなり焦ってしまったことを覚えています。
初回は本当に焦りましたが、場所を知っているレストランだったこともあって、ほんの少し気持ちに余裕を持つことができました。
ちなみに初回の配達は5km弱のロングドロップかつ、一軒家への配達でした。
一軒屋への配達に必要な情報は「表札の表示名」ですが、海外製となるUber Driverの仕様上、肝心の苗字が表示されません。
そのため目的地に着いてまたも焦ってしまい、注文者の方へ電話をしてしまったのですが、快く対応頂き、とても安心しましたと記憶しています。
いきなり電話はせずに到着した住所にある一軒屋のインターフォンを押してみても良かったと反省しました。
ドロップとピックアップとは?
料理をレストランに取りにいくことを「ピックアップ(受け取る)」
配達先に料理を届けることを「ドロップ(配達)」と言います。
つまり距離が長ければ「ロング」となり、短ければ「ショート」にということになります。
2件目の注文は自宅周辺に戻っている道中でリクエストを受けました。
ピックアップ8分となっており、ピックアップ先まで約2km弱の距離でした。
ですが初回の配達を終えて気分が高揚していたこともあり、時速30km程度でピックアップに向かってしまい、結果として早く到着してしまったらしく3分ほど待つことに。
そして配達開始をスワイプして表示されたドロップ先は500mほど先の住所。
5kmのロングドロップ後であったこともあり、配達距離の差に驚きましたが、逆に丁寧な配達を意識することができました。
料理を崩さないよう、丁寧な右折と左折を意識できました。
注文者の方がUber Eats のアプリ上に配達先の情報を詳細に入力してださっていたことに加え、到着時に受け取りに来て下さったこともあり、スムーズな受け渡しができました。
注文者の方が配達先の目印や要望(料理を置く場所の指定など)をアプリ上に記載している場合があります。必ず配達前に目を通すようにしましょう。
初回の配達はかなり緊張していたものの、不思議と2件目以降は緊張することもなくなってきます。
むしろ「早く鳴らないかな?」とすら思うようになっていたので、慣れは恐ろしいものです。
そして10回までの配達時に定番のトラブル「ピンずれ」を経験しました。
ですが、冷静になり周囲を見渡すとUber Driver アプリ上に表示された建物(アパート)を見つけることができました。
また対面での受け渡しだったこともあって、なんとか無事に配達を完了することができました。
ピンずれとは?
「ピンずれ」とは、注文者が「Uber Eats アプリ」で指定した住所がずれて配達パートナーの「Uber Driverアプリ」に表示されてしまうことを指します。
これは注文者が住所を入力せずに、GPSで現在地を指定していることが原因です。
配達パートナーはGoogle マップでナビされた場所に到着しても、注文者が指定した建物が見つからないので結構焦ります。
ただ、ドロップ先は到着した場所の周辺であることには間違いないので、記載されている建物や表札を探す、それでも分からなければ注文者に連絡をするようにしましょう。
初期の頃は半数以上が対面での受け渡しでしたので、安心して稼働することができました。
10件の配達を完了する前に「初めてのトラブル(配達を開始できない)に遭遇」したのですが、予想以上に記事の内容が長くなってしまった為、別の記事でまとめて解説しています。
>【配達初心者必見!】Uber Eats のトラブル事例5選と対応方法
- 初回の配達は土地鑑のある地域で稼働するべき
- 2回目以降の配達では精神的にかなり余裕が持てるようになる
- 丁寧な配達を意識することができた
- ピンずれは普通に起こってしまうが、案外なんとかなる
- 早くもトラブルに遭遇した
引き続き稼働内容を振り返りたいと思いますが、10〜50回の配達では多くの経験を積むことができた期間になりました。
【低評価がついた…】11〜50回目の配達記録
では11回〜50回の稼働内容を振り返りたいと思いますが、ざっくりまとめると以下の通りです。
- 配達の前後で注文者にメッセージを送るようになった
- はじめてチップをもらえた
- ダブルピックに抵抗がなくなった
- 低評価が2件ついてしまった
10回の配達を完了した頃には、配達パートナーとしての一連の流れ(ピックアップ→ドロップ)にすっかり慣れていました。
また少しずつではありますが、気持ちに余裕が持てるようになったこともあり、配達の前後で注文者の方へ連絡をするようになりました。
配達パートナーからの連絡手段
Uber Eats の配達パートナーは注文者の方へ「電話」、「ショートメッセージ」を使って連絡をすることができます。
実際に連絡が必要となるケースとしては、配達先の住所情報が不足(表札や建物名、部屋番号など)していたり、ピンずれなどが発生した場合があります。
なお、配達パートナーが注文者に連絡をする時ですが、「アプリ経由でショートメッセージを送信」→「応答無し」→「電話」という段階を踏むケースが一般的(暗黙の了解?)です。
補足ですが、ショートメッセージは「Uber Driver」のアプリ内で完結できるため、配達完了後に再度連絡することができませんが、電話の場合はお互いに発着信の履歴が残ってしまいます。
そのため電話番号を知られたくないのであれば、「ショートメッセージ」での連絡を心がけましょう。
配達前:ただいまからお届けに向かいます。
配達後:玄関先に料理を置きましたので、回収をお願いいたします。
※置き配を選択している場合のみコメント欄に入力。
Uber Eats のアプリ上で僕たち配達パートナーの位置情報は共有されているので、メッセージを送ることに正直意味はありません。
ですが、とみ壱さんの動画(4:30〜)を見て納得する内容が多く、僕も真似してみることにしました。
配達経験の少ない方は必見のハウツー動画です!
メッセージを送ると返信してくれる方もいて、配達の励みになりましたし、初めてのチップをもらうこともできました。
なお、現在は配達前後で送る文面のテンプレも以下のように進化しました。
配達前:ただいまお料理を受け取りました。これからお届けに向かいますので、少々お待ちくださいませ。
配達後:大変お待たせいたしました。ご指定の場所にお品物を置かせて頂きましたので、お早めの回収をお願いいたします。※置き配を選択している場合のみコメント欄に入力。
しかし、11回〜50回の際は稼働する度になんらかのトラブルに遭遇したこともあり、ちょっとした試練のように感じていたことも事実。
さらに低評価を2件もらってしまったこともあって、かなり反省しました…
また、ダブルピックのリクエストも頻繁に入るようになりました。
はじめたばかりの頃は絶対に受けたくないと思っていたダブルピックも、気がつけば普通に受けるようになっているのは驚きましたが、クエスト達成のためには致し方なしです。
またコ◯ナ渦ということもあり、置き配がかなりの割合を占めるんだな〜とも感じました。
詳細にカウントしているわけではありませんが、体感として配達の5回中4回が置き配指定です。
遭遇したトラブルの一覧
- ダブルピックで料理を受取るも、バックに入りきらなかった
- 配達先の住所が表示されず、間違った場所に配達をしてしまった
- 現金配達が勝手にONになっていた+店の住所登録ができていないのになぜか怒られた
- 高級マンションの入り口が分からずにちょっとした迷子になった
- ゴーストレストランの店舗名が記載されてない+電話も繋がらない
中には理不尽なトラブルもありました…
それと配達50回までに経験したトラブルはこれらが該当するのですが、詳細は別の記事でまとめて解説をしています。
気になる方は確認してみてください。
>【配達初心者必見!】Uber Eats のトラブル事例5選と対応方法
- 配達の前後で注文者にメッセージを送るようになった
- はじめてチップをもらえた
- ダブルピックに抵抗がなくなった
- 低評価が2件ついてしまった
引き続き稼働内容を振り返りたいと思いますが、正直にいうと50〜100回の配達では真新しい経験を積むことは多くありませんでした。
ですが、慢心によるミスを発生させてしまったことや、より一層ホスピタリティ(思いやり)を意識できるようになった期間だと感じています。
【丁寧な配達を最優先】50〜100回目の配達記録
最後に50回〜100回の稼働内容を振り返りたいと思います。
慢心よるミスがあったものの、配達にプラスαができるようになった期間となりました。
- スシローの配達でやらかしてしまった…
- より丁寧な配達を意識するようになった
- Googleマップを疑うようになった
- より多くの依頼を求めて地域を変更するようになった
50回を超えると配達にもかなり自信がついてきますし、大抵のトラブルでは動じなくなります。
また僕の場合はバックを担いで配達をしないので、配達する料理の品質には結構な自信がありました。
むしろ「我に運べぬ料理なし!」とすら感じていました。
>低評価を回避!ロードバイク✕Uber Eats にはキャリアがおすすめ
ですがこの慢心が仇となり、スシローの配達(12種盛り3人前)でネタずれを発生させてしまいました…
しかもドロップ時は置き配ではなく、手渡しだったため、内心かなり焦っていましたが、しっかり謝罪をして事なきを得ました。
ちなみに謝罪の内容は以下の通りです。(焦っていたのでしっかり伝えられていなかったかもしれませんが…)
謝罪時の会話内容
大変申し訳ございません。私の不注意でお料理を丁寧にお持ちすることができませんでした。
…
大変恐れ入りますが、サポートにご連絡いただくことで再度お料理をお持ちすることも可能となります。重ねてではございますが、この度は大変申し訳ございませんでした。
まぁ、はい…
とにかく反省しました…
この経験から上限速度を決め、ブレーキ時もゆっくり停止することを徹底するようになりました。
他には置き配指定時にペーパータオルを敷くようになりました。
実は副業をはじめる前に「置き配シート」の存在を知り、準備をしようと思っていたのですが、デザインの選定や、シート自体の収納場所、費用が発生してしまうとの理由で見送っていました。(単に面倒だった…)
ですが置き配を指定されているとはいえ、ドロップ先によっては清掃が行き届いていないことも多く、床に置くことに抵抗がありました。
置き場所の指定は床以外にも「ドアノブ」や「室外機の上」、「自転車のカゴ」など様々です。
そこで万が一、汁物がこぼれてしまった時に使おうと考えて購入した「DAISOのペーパータオル」があることを今更ながら思い出し、料理を置く際の下敷きとして利用してみることに。
すると不思議なことに、30〜40配達ぶりくらいにチップが貰えましたし、評価項目の「親切なサービス」が少しずつ増えるようになったことに驚きました。
また、配達先に向かうためには「Google mapを使ったナビ」は必須なのですが、表示されるルートに違和感を感じることも増えたため、目的地によってはGoogleマップのナビを無視するようになりました…
「最短距離=正解」とは限らないということを身をもって経験しましたね…
Google mapのナビゲートがクレイジー過ぎる?
最短距離を提案してくる関係上、自転車のルートを指定したとしても、途中で歩くことを想定したルートをナビされることがあります。
具体的には、以下のような内容を経験しました。
- 公園を横断させる(自転車なのに)
- 階段を登らせる(自転車なのに)
- 2車線以上ある道路を右折させようとする(自転車なのに)
- 明らかに無駄な迂回ルートを走らせる(ナビ機能のバグ?)
基本的には優秀なGoogle mapですが、稀に狂気を感じます…
そして大抵のトラブルへの耐性がついたこともあり、より注文が多い地域での配達を検討するようになりました。
遭遇したトラブル
- 慢心が原因となり、配達ミスを発生させてしまいました…
- スシローの配達でやらかしてしまった…
- より丁寧な配達を意識するようになった
- Googleマップを疑うようになった
- より多くの依頼を求めて地域を変更するようになった
ひとまず配達の振り返りは以上となります。
Uber Eats の配達パートナーを始めて感じた7つの魅力
長いようで短かった100回配達までの道のり。
100回の配達を達成する中で感じたUber Eats の副業に対する魅力を7つの内容でまとめてみました。
- 稼働時間が自由で即金性がある
- 注文者・レストランからフィードバックが貰える
- 稀にチップが貰える
- 稀に配達パートナーと交流する機会がある
- 配達依頼がコンスタントに入るので暇な時間が少ない
- プラットフォームの完成度が高いので安心して稼働できる
- 疲れた後に食べるご飯は格別に美味い
以降の項目で具体的な内容について確認していきましょう。
稼働時間が自由で即金性がある
1つ目の魅力は「稼働時間が自由で即金性がある」ことです。
Uber Eats での報酬振り込みは月曜〜日曜に得た報酬が翌週の水曜日に振り込まれるので、かなり即金性が高いと言えるでしょう。
振込先の銀行によってはタイムラグがあるので、3大メガバンク(三菱UFJや三井住友、みずほ)がおすすめです!
また、稼働時間は自由に調整できるので、その日の気分や体調に応じて稼働時間を自由に調整できることも大きな魅力の一つです。
注文者・レストランからフィードバックが貰える
2つ目の魅力は「注文者・レストランからフィードバックが貰える」ことです。
Uber Eats は注文者とレストランが配達パートナーを評価する仕組みがあり、その中で「GOOD評価」、「BAD評価」、「チップ」を貰うことができます。
実は出前館でも業務委託で配達をした経験があるのですが、出前館の場合、注文者が配達パートナーを評価する仕組みが存在しないため、システム上GOOD評価やチップを貰うことはできません。
そのため、1件あたりの配達単価が高いという魅力はあるものの、僕はあえてUber Eats の配達パートナーとして稼働しています。
ごく稀に変な注文者もいますが、99%の注文者は良識のある方々です。
副業だからといって、報酬が低くてもいい理由にはなりませんが、お金以外のモチベーションが得られるUber Eats の配達パートナーに僕は魅力を感じています。
稀にチップが貰える
3つ目の魅力は「稀にチップが貰える」ことです。
GOOD評価が貰えることも嬉しいですが、チップが貰えるとかなり嬉しいです。
当たり前ですが、日本ではチップの文化がありません。
そのため、チップが貰えるということは「自分の配達で何らかの付加価値を提供することができた」とも解釈できますので、素直に嬉しいです。
以前はチップのお礼ができませんでしたが、2022年7月頃から貰ったチップに対するお礼機能(定型文)が追加されました。
チップを送った注文者のアプリ上に表示されるメッセージ
○○ says thanks for the tip!
定型文なので内容は配達パートナー側で変更できないですが、個人的にナイスなアップデートだと感じました。
そもそもチップが中々貰えない…
と悩んでいる人は以下の記事も参考にしてみてください。
稀に配達パートナーと交流する機会がある
4つ目の魅力は「稀に配達パートナーと交流する機会がある」ことです。
ピークタイムなどの時間帯(お昼時や夕飯時など)に、レストランにピックアップに向かうと店内で同業者と一緒になり、会話をすること稀にあります。
ちなみに、僕の経験上、最初の一言は以下の内容が鉄板です。
お疲れ様です!結構待たされますね…
ここから先は会話が色々と分岐しますが、もし会話が途切れたとしても以下の内容を話していれば店員に呼ばれます。
会話内容の一例
- 今日は結構鳴ってる方ですか?
- クエスト的には嬉しいですが、最近ダブルピック多くないですか?
- バイク稼働ですか?自転車稼働ですか?
- 最近ロング率が高いのですが、やっぱり多いですか?
- 僕は普段○○で稼働しているんですけど、いつもこの地域で稼働されているんですか?
このようにほんの些細な時間ですが、交流が持てるのは個人的に嬉しいです。
気だるそうな同業者でなければ答えてくれる可能性は高いです。
配達依頼がコンスタントに入るので暇な時間が少ない
5つ目の魅力は「配達依頼がコンスタントに入るので暇な時間が少ない」ことです。
Uber Eats は知名度が高く、利用者が多いこともあり、配達依頼が多く入ります。
そのため、1時間以上注文依頼を受けることができなかった…
というケースはごく稀です。
他のサービスでは、早押しに負けて1時間以上依頼を受けることができないことがありました…
プラットフォームの完成度が高いので安心して稼働できる
6つ目の魅力は「プラットフォームの完成度が高いので安心して稼働できる」ことです。
僕はUber Eats と出前館でフードデリバリーの経験があるのですが、プラットフォームの使いやすさはUber Eats の方が群を抜いて使いやすいと感じました。
具体的には、配達依頼を受ける・受けないの判断をする時間が30秒以上存在するため、配達の途中でも余裕を持って対応できるので、この点はとても安心でした。
依頼を早押しで受けるプラットフォームの場合、事故のリスクが高すぎると感じました…
疲れた後に食べるご飯は格別に美味い
最後はとてもシンプルな内容ですが、「疲れた後に食べるご飯は格別に美味い」ことです。
「空腹こそ最高のスパイス」とはまさにこのこと。
Uber Eats の配達パートナーは肉体労働ですので、稼働中は空腹になりがちです。
特に僕の場合は自転車稼働ということもあり、しっかり空腹になるのですが、この状態で食べるご飯は最高に美味しいです。
僕の感覚的に、おおよそ15〜20配達が完了する頃に程よい空腹感が訪れます。
そのため、ご飯を食べると決めたら、数珠になろうがお構いなしで依頼はキャンセルしますし、配達完了後に即オフラインにして飲食店に直行します。
空腹時の家系ラーメンは中毒性が高すぎます…
Uber Eats の配達パートナーをはじめて感じた3つのギャップ
魅力があればギャップもある。
ということで、実際にUber Eats の配達パートナーをはじめてみて感じたギャップを共有したいと思います。
- フィードバックが貰える確率は1/2以下
- 8割以上の配達は置き配指定
- プロ意識の高い配達パートナーが多い
3つ目の内容である「プロ意識の高い配達パートナーが多い」という点については個人的に嬉しいギャップでした。
ではそれぞれの内容について確認していきたいと思います。
フィードバックが貰える確率は1/2以下
1つ目の内容は「フィードバックが貰える確率は1/2以下」です。
僕自身配達パートナーをはじめる前は、「1回の配達が完了」=「1件のフィードバック」だと思っていましたが、認識が間違っていました。
冷静に考えてみると100%フィードバックが貰えるとかあり得ないですね…
ちなみにフィードバックは注文者とレストランから貰えるのですが、体感値として50%弱の確率でした。
- 注文者からのフィードバック確率 :約40%
- レストランからのフィードバック確率:約10%
比較対象がいないので、この確率が高いのか低いのかは正直分かりません。
ですが、思っていたほどフィードバックが貰えない点は少し残念でした。
評価が高くても追加報酬などはありませんが、稼働する上でのモチベーションの維持に繋がります。
8割以上の配達は置き配指定
2つ目の内容は「8割以上の配達は置き配指定」だったことです。
僕が副業を開始した頃は絶賛コ○ナ渦ということもあったので、
置き配の割合が多いかも…
と思っていましたが、実際に稼働してみると8割以上の配達が置き配でした。(想像以上…)
こちらとしては置き配の方が気楽でいいものの、以下のような場合にかなり困ってしまいます。
- 築年数が古くてアパート名称が記載されていない
- 同じ名称のアパートだが、1、2、3号等のように複数存在する
- マップに表示されている名称とアパートに記載された名称が異なる
アパートにオートロックがあれば、ほぼ間違えることはありませんが、このような特徴に合致するアパートは大抵オートロックがありません。
それと置き配を指定される方の多くはオートロックのインターフォンに対しても無言なことが多く、少しドライに感じることもしばしば。
接客が苦手な配達パートナーにとっては好都合かもしれませんが、インターフォンぐらい返事してくれてもいいのにな〜
とか思ったり、思わなかったり。
ちなみに僕が注文する時は対面で受け取るようにしています。
プロ意識の高い配達パートナーが多い
3つ目の内容は「プロ意識の高い配達パートナーが多い」ことです。
僕が配達パートナーをはじめた頃は自転車稼働でバックを担いでいる人が大多数でした。
しかし最近では、以下のような配達パートナーを多く見かけるようになったため、意識の高い配達パートナーが増えていると判断して問題ないはずです。
- 自転車稼働の人でもキャリアを使っている人
- バイク配達でもキャリアを使っている人
- 配達に特化したジャイロキャノピーを利用している人
実際に以前は「配達中に崩れて悲惨になった料理の画像」をSNSでよく見かけましたが、最近はかなり減ったと感じています。(2022年10月時点)
配達パートナーの質が上がり、少しづつUber Eats の評価が回復することで、リピーターも増えると思いましたので、嬉しいギャップだと感じました。
今は状態の良い料理がすぐに届く時代です。
【まとめ】配達パートナーになって自由な時間で稼働しよう!
100回の配達で得られた報酬と期間、配達をする中で感じたことや心境の変化を解説しました。
僕の場合は自転車稼働なので、有酸素運動にもなりますし、そもそも自由な時間で稼働できる点にも大きな魅力を感じています。
断言しますが、1回目の配達時はかなり緊張します。
ですが、2回目以降はほぼ緊張することなく、配達できるようになることも事実。
この機会に勇気を出して配達パートナーになってみてはいかがでしょうか?
最後に記事の内容のおさらいです。
100回の配達を完了するために掛かった時間は「52時間16分(オンライン時間)」で、「報酬は58,116円(時給換算すると1,112円)」となりました。
Uber Eats での副業の特徴と、配達パートナーとして働くことの魅力は以下の通りです。
- 100回配達達成時の報酬は58,116円(時給換算1,112円)
- 100回配達達成時に掛かった時間は52時間16分(オンライン時間)
- Uber Eats は他のフードデリバリーサービスに比べて稼げる額は少ないが即金性が高い
- 完成度が高いプラットフォームなので方向音痴でも安心して稼働できる
- 配達依頼がコンスタントに入るので暇な時間が少ない
僕のように時間はあるけどお金がない…
という方は、Uber Eats で副業を始めてみるのはいかがでしょうか?
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