後悔したくない!鉄下駄からZONDAへホイールを交換すると巡航速度は上がるのか?

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ZONDAを購入して後悔したくない
悩む人

ホイールを交換すると、巡航速度が上がるって本当?

悩む人

ZONDAを購入して、後悔したらどうしよう…

僕は2021年に鉄下駄からZONDA(ゾンダ)へホイールを交換しました。

現在でもZONDAを愛用していますが、今まで大きな不満を感じたことはありません。

実際に巡航速度の維持や、漕ぎ出しが楽になったことを実感できたこともあり、非常に良い買い物ができたとすら感じています。

とはいえ、数万円もするホイールを購入して後悔したくない…

と、考えている人も多いと思いますので、この記事では僕の実体験を踏まえ、鉄下駄からZONDAへのホイール交換について詳しく解説します。

さとつ

納得したホイール交換ができるよう、ぜひ記事の内容を参考にしてみてください。

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この記事を書いた人
  • ブルベ(BRM)と筋トレが趣味の30代
  • 2023年にはじめてSRを獲得
  • 好きな弱ペダのキャラは手嶋くん
はじめまして!

ZONDAを購入して後悔したこと

ZONDAを購入して後悔したこと

ZONDAを購入して、後悔したと感じたことは正直に言うと特にありません。

実際に鉄下駄(完成車に付属しているホイール)を履いていた時よりも、巡航速度の維持や、漕ぎ出しにおける脚への負担が軽減されたと感じています。

さとつ

ハブの性能が高くてよく回る!という印象です。

とはいえ、あえて言うなら以下の3点は後悔?というか、少し引っかかっている感情でもありますので、正直にお伝えしておきます。

あえて言うなら後悔したと感じていること
  • ラチェット音が予想以上に大きかった
  • ディープリムホイールへの憧れが強くなった
  • チューブレスタイヤには非対応
さとつ

後悔とは少し違うかもしれませんが、念のためお伝えします。

ラチェット音が予想以上に大きかった

ラチェット音が大きい

サイクリストとしては少数かもしれませんが、僕はどちらかというとラチェット音が小さめのホイールの方が好みです。

そのため、ZONDA特有の”ジィィィー”という空転音が予想以上に大きかったことは、少し残念だと感じています。

周囲に圧迫感を与えていないか不安になります…

さとつ

できれば静かに走りたい…
というのが正直なところなんですよね。

ディープリムホイールへの憧れが強くなった

ディープリムホイールに憧れる

ZONDAのリムハイトは、フロント(前輪)が27mmで、リア(後輪)が30mmとなるため、ディープリムホイールと比較すると存在感の面で見劣りしてしまうと感じています。

もちろんG3スポークもカッコいいのですが、ディープリムの方が写真映えする印象です…

また、レースシーンではありませんが、平地巡行をしているとディープリムホイールの方が加速、伸びが良く、楽に追いつかれてしまうこともありました。

僕の場合は、予算との兼ね合いもあってZONDAを選びましたが、平地巡行が多い方の場合、ディープリムのホイールを購入した方が幸せな可能性もあります。

さとつ

エンジン性能の可能性も高く、ディープリムだから追いつかれた、というわけではありませんが、結構凹みますね…

チューブレスタイヤには非対応

チューブレスタイヤには非対応

チューブレスタイヤはロードバイクの乗り心地が良くなることで有名で、近年人気が高まってきました。

ですが、ZONDAはチューブレスタイヤには非対応となるため、気軽に利用することができません。

さとつ

同価格帯のホイールはチューブレス対応が多いので、この点は劣っていると感じました。

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ZONDAがおすすめな人

個人的には以下に該当する人は、ZONDAを購入するのがおすすめだと感じています。

  • レース志向ではない人
  • コスパの良いホイールを探している人
  • CampagnoloのG3スポークデザインが好きな人

レース志向ではない人

レース志向ではない人

レース志向というよりは、週末にロングライドやヒルクライムを楽しみたいと考えている人にZONDAはおすすめです。

同価格帯のRacing3と比較すると、剛性が低いので、加速感や力の伝達性という面ではやや見劣りしてしまいます。

ですが、脚への負担も少ないので、ロングライドや平坦巡行、ヒルクライムなど、それぞれのシーンでオールマイティーに活躍できるホイールです。

そのため、レースで勝ちたい!という人にはあまり適していませんが、趣味でサイクリングを楽しんでいる人には最適だと感じました。

さとつ

僕はロングライドが好きなので、ZONDAで良かったと感じています。

コスパの良いホイールを探している人

ZONDAは重量、価格ともにバランスが良いことが大きな特徴です。

一例ですが、同価格帯のミドルグレードホイールには以下のようなものがあります。

リムブレーキのホイール一覧

スクロールできます
製品画像
製品名ZONDARacing 3KSYRIUM SLWH-RS500SCIROCCO
ブランドCampagnolo
(カンパニョーロ)
FULCRUM
(フルクラム)
MAVIC
(マヴィック)
SHIMANO
(シマノ)
Campagnolo
(カンパニョーロ)
タイヤタイプクリンチャークリンチャー
チューブレス
チューブレスレディクリンチャー
チューブレス
クリンチャー
チューブレス
リム幅C17C17C17C15C17
リムハイト(F/R)F:24mm
R:27mm
F:27mm
R:30mm
F:22mm
R:22mm
F:24mm
R:24mm
F:35mm
R:35mm
総重量1540g1560g1480g1649g1775g
レース
(4.0 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
ヒルクライム
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
ロングライド
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
価格(税込)74,000円85,000円99,000円87,000円55,000円
記事内リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
ZONDA(リム)との比較表

重量ではKSYRIUM SLに劣りますが、価格的にもコスパが高いホイールと言えるでしょう。

さとつ

ロードバイクの機材は100gの軽量化をするために、1万円〜が相場です。(高い…)

CampagnoloのG3スポークデザインが好きな人

G3スポークデザインが好きな人

Campagnoloの大きな特徴である、”G3スポークのデザイン”が好きな人にとってもZONDAはおすすめです。

デザイン性だけでなく、空力性能も高く、どんなロードバイクにも馴染みやすいことも大きなメリットです。

さとつ

特徴的でカッコいいデザインだと感じています。

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ホイールを鉄下駄からZONDAに交換して感じたこと

鉄下駄からZONDAに交換して感じたこと

ホイールをZONDAに交換して感じた、具体的なメリットは以下の3つです。

  • 巡航速度の維持が楽になった
  • 漕ぎ出しが軽くなった
  • ロードバイクへの愛着が増した

僕はロングライドメインなので、巡航速度の維持が楽になったことや、漕ぎ出しが軽くなったことが大きなメリットだと感じています。

さとつ

乗り心地もマイルドなので、脚への負担が軽減されたことも良かったと感じています。

巡航速度の維持が楽になった

ZONDAはハブの回転性能が高いので、非常によく回ります。

実際に脚を止めても速度が減速しにくく、鉄下駄のホイールと比べると鈍感な僕でも気がつけるほどに違いがありました。

また、30km/hに到達してからは、より楽にペダリングができますし、巡航速度も早くなりました。

さとつ

高速域に入ると巡航速度の維持が非常に楽だと感じています。

漕ぎ出しが軽くなった

都会、田舎に限らず、信号での停車は避けられません。

停車の度にストップ&ゴーが必要になるのですが、漕ぎ出しが軽くなったことで、1回1回の脚への負担が軽減されます。

また、ヒルクライムシーンでは、鉄下駄とZONDAの違いをはっきりと認識できて驚きました。

さとつ

ギアが1枚〜2枚軽くなった!という感覚でしたね。

ロードバイクへの愛着が増した

ロードバイクへの愛着が増した

ディープリムホイールほどの主張はありませんが、愛車の印象を大きく変化させない、控えめなデザインがZONDAの良さだと感じています。

ホイールを交換しただけですが、自分のロードバイクが一層好きになりました。

さとつ

愛着が増すともっと走りに行きたくなりますよね。

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ZONDA以外のおすすめホイール4選

ZONDA以外のおすすめホイール4選

2年弱ZONDAを愛用していますが、大きな不満もなく利用できているため、ZONDAはおすすめの選択だと考えています。

とはいえ、同じ価格帯でも性能差やデザインが異なりますので、あらためて同ミドルグレードのホイールと比較してから決断するようにしましょう。

リムブレーキのホイール一覧

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製品画像
製品名ZONDARacing 3KSYRIUM SLWH-RS500SCIROCCO
ブランドCampagnolo
(カンパニョーロ)
FULCRUM
(フルクラム)
MAVIC
(マヴィック)
SHIMANO
(シマノ)
Campagnolo
(カンパニョーロ)
タイヤタイプクリンチャークリンチャー
チューブレス
チューブレスレディクリンチャー
チューブレス
クリンチャー
チューブレス
リム幅C17C17C17C15C17
リムハイト(F/R)F:24mm
R:27mm
F:27mm
R:30mm
F:22mm
R:22mm
F:24mm
R:24mm
F:35mm
R:35mm
総重量1540g1560g1480g1649g1775g
レース
(4.0 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
ヒルクライム
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
ロングライド
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
価格(税込)74,000円85,000円99,000円87,000円55,000円
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ZONDA(リム)との比較表
さとつ

リムブレーキのモデルでは、ZONDAが1番コスパが良いですね。

ディスクブレーキのホイール一覧

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製品画像
製品名ZONDARacing3KSYRIUM SLSCIROCCO
ブランドCampagnolo
(カンパニョーロ)
FULCRUM
(フルクラム)
MAVIC
(マヴィック)
Campagnolo
(カンパニョーロ)
タイヤタイプクリンチャークリンチャー
チューブレス
チューブレスレディクリンチャー
チューブレス
リム幅C17C17C17C17
リムハイト(F/R)F:24mm
R:27mm
F:28mm
R:28mm
F:22mm
R:22mm
F:24mm
R:27mm
総重量1675g1660g1575g1739g
レース
(4.0 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
ヒルクライム
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(5.0 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
ロングライド
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
価格(税込)94,000円105,000円99,000円68,000円
記事内リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
ZONDA(DB)との比較表
さとつ

DB(ディスクブレーキ)のモデルでは、あまり価格差がないですね…(なんならKSYRIUM SLの方がお得かもしれません。)

FULCRUM(フルクラム)Racing3

FULCRUM(フルクラム)Racing3
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 剛性が高く、踏み込んでからの反応が早い
  • 踏み込んだ力がダイレクトに伝わる
デメリット
  • 脚への負担が大きい(疲れやすい)

剛性の高さ、踏み込みから加速までの反応の早さが大きな魅力で、レースシーンでも活躍できるホイールです。

剛性が高い反面、脚への負担が大きくなることから、日を跨ぐようなロングライドにはあまり適してはいません。

さとつ

とにかく平地でスピードを出したい!という人におすすめです。

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MAVIC(マヴィック)KSYRIUM SL

MAVIC(マヴィック)KSYRIUM SL
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 乗り心地が良い
  • 軽量でヒルクライムに適している
デメリット
  • 利用者が多い(周囲と被る可能性がある)
  • 運用コストが高い

チューブレスタイヤ特有の乗り心地の良さから、はじめてのホイール交換でおすすめされる人気の高いホイールです。

ですが、シーラント液の準備や、乗らない期間にもシーラント液を馴染ませる必要があったりするなど、メンテナンスがやや面倒…

といった側面があります。

さとつ

軽さと乗り心地が最優先!という人におすすめです。

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上記のリンクはフロントホイールのみなので注意してください。

SHIMANO(シマノ)WH-RS500

SHIMANO(シマノ)WH-RS500
総合評価
( 4 )
メリット
  • チューブレスタイヤに対応
デメリット
  • 見た目の変化が味わえない

チューブレスタイヤに対応していることが魅力のホイールです。

ホイールの特徴がないため、ホイール交換による見た目の変化を味わえない。

といったデメリットもあります。

さとつ

ホイール交換でロードバイクの見た目を変えたくない人におすすめです。

他にもっとある気がしますが、値上げが行われたため、褒めれる部分が失われた印象です…

CAMPANGNOLO(カンパニョーロ)SCIROCCO

CAMPANGNOLO(カンパニョーロ)SCIROCCO
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • ホイール交換による見た目の変化が大きい
  • 準エアロタイプとなり、巡航速度の維持が楽
デメリット
  • 漕ぎ出しが重い

フロント・リア共にリムハイトが35mmあるため、ZONDAよりも空力性能の面でアドバンテージがあるホイールです。

セミディープリムホイールのため、ホイール交換でロードバイクの見た目の変化を味わえることは大きなメリットと言えるでしょう。

しかし、今回紹介したホイールの中では一番重量があり、漕ぎ出しが重い。

というデメリットがあります。

さとつ

平地巡航がメインで、高めのリムハイトに憧れがある人にオススメです。

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【まとめ】はじめてのホイール交換にはZONDAがおすすめ!

はじめてのホイール交換にはZONDAがおすすめ

鉄下駄からのホイール交換でZONDAを選び、2年弱愛用していますが、後悔はしていません。

むしろZONDAに交換したことで、以下のような変化(メリット)を感じたため、ロードバイクが一層好きになりました。

  • 巡航速度の維持が楽になった
  • 漕ぎ出しが軽くなった
  • ロードバイクへの愛着が増した

ですが、レースよりはロングライド向きのホイールですので、以下のような人におすすめだと感じています。

  • レース志向ではない人
  • コスパの良いホイールを探している人
  • CampagnoloのG3スポークデザインが好きな人

ホイール交換による見た目・乗り心地の変化を味わえることがZONDAの大きな魅力なので、この機会に購入して、ロードバイクライフをもっと楽しみましょう!

さとつ

リムブレーキならY’sロード、DBならPBKでの購入がおすすめです。

さとつ
この記事を書いた人
2019年からロードバイクに乗りはじめた30代。
普段は50~100km程度の、ゆるめのサイクリングを楽しんでいます。

長年悩んでいた膝の痛みをフィッティングで解消し、2023年にブルベでSRを獲得しました。

自分が調べた内容や、実体験を元にしたリアルな情報を発信しています。
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