

OLIGHTの逆さ付けはやめた方がいいって聞くけど、なんで?



取り付け方法を変換するためには、いくら掛かるのかを知りたい。
OLIGHT(オーライト)のRNシリーズは、GoProマウントが付属しているため、ライトの逆さ付けができるようになっています。
ですが、防眩機能はやや貧弱で、単純な逆さ付けでは、対向者に眩しい思いをさせてしまいます。
そのため、この記事ではOLIGHTのRN1500を、吊り下げ式に変換してREC-MOUNTSに取り付ける方法を紹介します。
- 取り付け位置による路面の見え方
- 吊り下げ式への変換方法
- 走行時の使用感
また、吊り下げ式にするメリット・デメリットは以下の通りです。


REC-MOUNTSへRN1500を取り付ける2つの方法
RN1500をREC-MOUNTSに取り付けるには、以下2つの方法があります。
- 購入時に付属しているGoProマウントを利用する(画像左)
- ゆるふわーくすのアタッチメントでマウント方法を変換する(画像右)
画像で確認すると以下のようになり、今回紹介するのは「ゆるふわーくすのアタッチメントでマウント方法を変換する方法」となります。


GoProマウントでも一見問題なさそうに見えます。
ですが、オーライト製品は防眩性能が弱いので、対向者に光が漏れてしまうデメリットがあります。
また、GoProマウントの場合は、光が自分の方にも漏れるので、時折運転に支障をきたすほど眩しいです…



サイクルコンピュータがある程度光を遮ってくれますが、それでも眩しいです…
取り付け方法による路面と対向者からの見え方
- 付属のGoProマウントを利用した場合
- ゆるふわーくすのアタッチメントを利用する場合
これらの方法でREC-MOUNTSに、RN1500を取り付けた場合の路面の見え方は以下の通りです。
GoProマウント利用時の見え方












GoProマウントを利用して逆さ付けする場合でも、路面の状況はしっかり視認できます。
ですが、ライトの光が上方向に散っている印象を受けました。
サイクルコンピュータがあるので少し分かりにくいですが、ロードバイクに跨ると結構眩しかったです…



伝わりにくいですが、正面から見るとかなり眩しいです…
ゆるふわーくすのアタッチメント利用時の見え方












写真の撮り方が下手なので、GoProマウントを利用した場合と一見同じように見えます。
ですが、ゆるふわーくすのアタッチメントを利用することで、
- 正位置で取り付けられる(逆さ付けにしなくていい)
- 下方向に向けてRN1500を取り付けられる
このようなメリットがあります。
全然眩しくない!とは言えませんが、体感値としてGoProマウント利用時よりも3割以上は眩しさを軽減できている印象です。



そのため、少し費用は掛かりますが、吊り下げ式でライトを取り付けた方が良いと感じています。
以降の項目で「ゆるふわーくすのアタッチメント(吊り下げ用)」を利用して、マウント方法を変換するやり方を紹介します。
OLIGHT(RN1500)のマウント方式の変換方法


OLIGHTのRN1500を、吊り下げ方式へ変換するために必要なものは以下の通りです。
- ゆるふわーくすのアタッチメント(吊り下げ用)
- REC-MOUNTSの下部アダプター
- REC-MOUNTSのライトアダプター
ゆるふわーくすのアタッチメント(吊り下げ用)は必須です。
しかし、REC-MOUNTS側のライトアダプターは、キャットアイから販売されているものを利用しても問題ありません。
以下購入のパターンになりますが、REC-MOUNTSを持っている場合は、ゆるふわーくすのアタッチメント(吊り下げ用)のみで大丈夫なことが多いです。
購入パターン | 購入パターン① ゆるふわーくす+REC-MOUNTS(樹脂) | 購入パターン② ゆるふわーくす+REC-MOUNTS(金属) | 購入パターン③ ゆるふわーくす+キャットアイ (樹脂) |
構成 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
オススメ度 | (5.0 / 5.0) | (3.5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) |
ゆるふわーくす (アタッチメント) | 1,500円 | 1,500円 | 1,500円 |
下部アダプター | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 |
ライトマウント | 1,000円 | 2,000円 | 300円 |
ブラケット | – | 450円 | – |
合計金額 | 4,150円 | 5,600円 | 3,450円 |
備考 | 金属製よりも取り付け位置が高い (路面から遠い) | 樹脂製よりも取り付け位置が低い (路面に近い) | 購入パターン①と同じ位置 (路面から遠い) |



購入パターン①がオススメですが、予算に応じて好きな組み合わせを検討してください。
タブを押して切り替えてください




そして、マウント方法変換の流れは以下の通りで、15分程度で完了します。
- 吊り下げ用アタッチメントを取り付ける(RN1500)
- ライトアダプターを取り付ける(REC-MOUNTS)
- 取り付ける角度を調整して固定する(REC-MOUNTS)
詳しく確認していきましょう。
はじめに、ゆるふわーくすのアタッチメントの同梱物は以下の通りです。


- タイラップ(幅25mm x 長さ200mm)
- H-27N(上部アダプター)
- アタッチメントベース(下部アダプター)
- 取り付け方法の説明書



不足がないか、事前に確認しておきましょう。


RN1500の純正マウントを取り外します。


続いて、ネジ穴にフィットするよう、アタッチメントベースを取り付けます。
次に上部アダプターのH-27Nを取り付けるのですが、標準ではタイラップのみで固定する方式となります。
しかし、ライトを取り外す際に上部アダプターが動くことがあったので、ダイソーで購入した両面テープを間に貼り付けて固定力を高めることにしました。






最後にタイラップを取り付けて、RN1500側のマウント方法の変換が完了です。
なお、付属しているタイラップはサイクル製品用(2.5mm*200mm)となるため、100円ショップやホームセンターで購入できません。



リカバリーが面倒なので、取り付ける際は十分に注意してください。
もし、タイラップを切断してしまった場合は、以下のリンクから購入してください。




取り付けている超強力両面テープは、DAISOで購入しました。


ちなみに、両面テープの接着力は非常に高いので、タイラップなしでもライトの重さを支えられます。


上部アダプターの取り付け方向には注意してください。


純正マウント(164.7g)利用時に比べ、変換後(177.6g)は12.9g重量が増加してしまいました…
続いて、REC-MOUNTSの裏側にライトアダプターを取り付けます。
ライトアダプターの取り付けには「下部アダプター」も必要なので、不足している場合は事前に購入しておきましょう。
- 下部アダプター
- ライトアダプター


まずはレックマウントの裏側に下部アダプターを取り付けます。


その後、ライトアダプターを取り付けます。



取り付けには六角レンチが必要なので、事前に準備がしておきましょう。
最後にライトの取り付け角度を調整していきます。


ライトアダプターの角度を調整します。
RN1500は地面と平行に取り付けたとしても、対向者にとっては眩しいと感じられる可能性が高いです。
そのため、取り付けた際にライトがやや下向きになるように調整することがオススメです。





路面の見え方を確認しつつ、調整してみてください。
これでマウント方法の変換〜取り付けが完了しました。
走行時の使用感


RN1500を吊り下げた状態で、100km程度走行してみました。
結論として、振動でライトの角度が変わったり、ライトが落下したりすることはありませんでした。
ですが、タイラップのみで固定するのではなく、両面テープを貼り付けて固定する方が、より安定感が増すと感じました。





このカミワザテープを利用すると、タイラップなしでもライトが落下することはありませんでした!
吊り下げ式に固定する場合のメリット・デメリット


実際に利用してみて感じたメリットとデメリットは以下の通りです。
以降の項目で詳しく解説します。
メリット1:ライトの位置が路面に近くなる
1つ目のメリットは「ライトの位置が路面に近くなる」ことです。
ハンドルに取り付けるよりも、REC-MOUNTSに取り付けることで、路面への距離が近くなります。
そのため、路面の状況をはっきり確認できるようになり、より安全にナイトライドを楽しむことができます。



ライトの光が離散することなく、路面を照らせます。
メリット2:対向者へのまぶしさ(グレア)防止対策ができる
2つ目のメリットは「対向者へのまぶしさ(グレア)防止対策ができる」ことです。
夜間帯で安全にライドを行うためには、視界の確保が不可欠です。
しかし、RN1500を平行で取り付けたり、GoProマウントを利用して逆さ付けしてしまうと、対向者に眩しい思いをさせてしまいます。
そのため、取り付け方法を吊り下げ式に変換することで、対向者へ配慮しつつライドを楽しめます。



対向車から嫌な顔をされずに済みます。
デメリット1:費用が掛かる
1つ目のデメリットは「費用が掛かる」ことです。
OLIGHTの製品は安い価格帯でありながら、長時間のランタイムと大光量が魅力のライトです。
ですが、吊り下げ式に変換するためには、最低でもゆるふわーくすの吊り下げ用アタッチメント(1,500円)を購入しなくてはいけません。
コスパが良いから購入したにも関わらず、追加パーツを購入した結果、総額1万円以上になってしまう可能性があるのはデメリットだと感じました。



はじめから吊り下げ式で、取り付けられるライトを購入すれば良かった…
ということにもなりかねません。



この点は最大のデメリットだと感じています…
デメリット2:ライトのオン・オフがしずらい
2つ目のデメリットは「ライトのオン・オフがしずらい」ことです。
REC-MOUNTSにマウントするため、ライトの電源ボタンまでの距離が遠くなるため、ライトのオン・オフがしづらいと感じました。
また、ライトの位置がサイクルコンピュータの下になるため、ライトのオン・オフができているかも分かりにくいと感じました。
補足となりますが、夜間帯のライドであれば、ライトのオン・オフができているかに悩むことはありません。
ですが、日中帯のトンネル内で利用するときは正直分かりづらいと感じました。



ランプの色で充電残量の把握をすることも難しいです…
【まとめ】OLIGHTは吊り下げて取り付けるのがオススメ!


今回はOLIGHTのRN1500を、REC-MOUNTSに吊り下げて取り付ける方法を解説しました。
RN1500は防眩機能が弱いので、GoProマウントで逆さ付けすると、対向者が眩しい思いをしてしまいます。
そのため、ゆるふわーくすのキャットアイアタッチメントを活用して、吊り下げて取り付けることがオススメです。
また、防眩シェードも販売されているので、併せて購入してみても良いかもしれません。



対向者への配慮を忘れずに、安全なライドを楽しみましょう。
購入パターン | 購入パターン① ゆるふわーくす+REC-MOUNTS(樹脂) | 購入パターン② ゆるふわーくす+REC-MOUNTS(金属) | 購入パターン③ ゆるふわーくす+キャットアイ (樹脂) |
構成 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
オススメ度 | (5.0 / 5.0) | (3.5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) |
ゆるふわーくす (アタッチメント) | 1,500円 | 1,500円 | 1,500円 |
下部アダプター | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 |
ライトマウント | 1,000円 | 2,000円 | 300円 |
ブラケット | – | 450円 | – |
合計金額 | 4,150円 | 5,600円 | 3,450円 |
備考 | 金属製よりも取り付け位置が高い (路面から遠い) | 樹脂製よりも取り付け位置が低い (路面に近い) | 購入パターン①と同じ位置 (路面から遠い) |
タブを押して切り替えてください






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