ロードバイクに「かごとキャリア」を取付けるのって面倒くさそう…
そもそも配達中に”かご”の横揺れとかないのかな?
こういった疑問に回答します。
はじめに結論として、ロードバイクに「かごとキャリア」を取付けることは難しくありません。
取付け手順を見なくても、直感的に取付けることができました。
また、「かごとキャリア」は留め具を使ってしっかり固定をするので、配達の最中であったとしても横揺れの心配もありません。
この記事では「キャリア(ORANGEHOME製)」+「かご(BRIDGESTONE)」を取付ける手順に加え、ロードバイクがフードデリバリー業務に特化した姿になるまでの過程を解説していきます。
「かごとキャリア」をロードバイクに取付けることで、「Uber Eats や出前館などのフードデリバリー業務に特化したカスタマイズ」を行いたいと考えている人は記事の内容を参考にしてみて下さい。
手っ取り早く手順を確認したい方は、以下リンクをタップしてください。
【完成形の確認】配達に特化したロードバイク
まず本記事で完成する配達に特化したロードバイクはこちら。
ちょっとダサいぞ…
こんなロードバイクに乗って配達するのはちょっと抵抗があるかも…
なんとなく、このような声が聞こえてきそうですが、いったんスルーしておきましょう!w
とはいえ、確かにキャリアのついたロードバイクは端から見てダサいと思われるかもしれません。
しかし、以下の記事でも解説していますが、キャリアを使うことでUber Eats をはじめ、出前館やMenuなどのフードデリバリー業務の効率が格段に向上します。
低評価を回避!ロードバイク✕Uber Eats にはキャリアがおすすめ
「かごとキャリア」を取付けるだけで、配達の効率化と料理の品質が保てるのはかなりコスパがいいです。
では実際に「かごとキャリア」をロードバイクに取付けたいと思いますが、その前に必要な物や前提を確認していきましょう。
前提を確認!ロードバイクにキャリアとカゴを取付ける前に
ロードバイクにキャリアを取付けるパターンは主に2つあります。
- サイドバーとシートポストに取付ける
- リヤエンドに直接取付ける
キャリアにも様々な種類があるので、中にはサイドバーで固定をしないタイプの製品もありますが、かごが横揺れする原因になるので、あまりオススメできません。
そのため、以降の項目ではサイドバーに固定するタイプのキャリアをロードバイクに取付けていこうと思います。
フードデリバリー業務で使用するので、横揺れは厳禁です。
キャリアとカゴの取付けに必要な物一覧
まず必要なパーツは以下3点のみとなり、多くはありません。
まず土台となるORANGE HOMEのリアキャリアです。
続いて、うバッグを収納するためのBRIDGESTONEのかごです。
1点補足になるのですが、ブリジストン製のかごを選んだ理由はシンプルに効率化を目的としています。
写真でも確認できますが、うバックが隙間なくすっぽりと収まります。
そのため、レストランで料理をピックアップした後で「バックを地面に置いたりすることなく、料理を収納することができる」ので、配達に向かうまでの時間を短縮することができます。
配達件数を増やすためにも、削れる時間はしっかり削りましょう!
最後に、かごとキャリアを固定するための留め具(CAPTAIN STAG)の3つが必要です。
「かごとキャリア」を固定する金具(CAPTAIN STAG)も必須になりますので、忘れずに購入しましょう。
結束バンドでも十分な固定ができるらしいのですが、心配性な僕は金具で固定することにしました。
実はアルミタイプのかごもあります!
しかし、料理をピックアップする度にゴムバンドなどでうバックを固定する必要があるので、効率化の観点を踏まえ、選択肢から除外しました。
キャリアとかごの取付けに掛かる時間の目安
自分は不器用だし、無事に取付けられるだろうか?
取付けられたとしても結構時間が掛かりそうだぞ…
では実際に取付けに掛かる時間はどのくらいか?
という点についてですが、30分〜1時間がおおまかな目安となります。
写真を撮りながらの取付けだったこともあり、初回は1時間半ほど掛かりましたが、2回目以降は30分程度で取付けることができています。
取り付け方はシンプルなので苦手意識を持つ必要はありません。
配達中にかごの横揺れはないの?
キャリアとかごは取付けた。
さぁ、いざ配達に!
…と思い走り始めたものの、かごの横揺れには正直不安がありました。
正直にお伝えすると実は、初回の取付け時にネジの締めが甘く、何度かかごが横揺れしてしまいました。
そのため、ネジをしっかり締めることで、配達時にかごの横揺れすることはなくなりました。
しかし配達を重ねると徐々にネジが緩んでしまうので、定期的にネジの状態を確認することがおすすめです。
段差を多く通過すると、シートポストのクイックリリース部分が緩みやすいです。
面倒かもしれませんが、安心して稼働するためにも定期的にネジの緩み具合を確認するようにしましょう!
かごを取付けると車幅が広くなるから不安…
車の邪魔になっていないか?
この点については「かごとキャリア」を使い始める前に僕が不安に感じていた内容です。
しかしよくよく考えてみると、
「かごのサイズ=うバックのサイズ」となるので、うバックを背中にかついだ場合と車幅に差はありません。
かごを縦に取付ければスリムにうバックを収納することもできるので、やはりキャリアはおすすめです。
キャリアとかごを取付ける手順は大きく2つ
かごとキャリアを取付ける手順は大きく2つで、特に難しいポイントはありません。
キャリアとかごを取付ける手順
具体的な取付け手順を以降の項目で確認していきましょう。
STEP1、キャリアを取付ける
まずはかごを載せるための土台であるキャリアを取付けます。
ロードバイクのサイズにより、サイドバーの調整が必要になります。
まずはシートポストにキャリアを固定します。
続いてキャリアの位置を調整します。
位置の調整が終わったらサイドバーとキャリアを固定します。
意外と簡単かも?
そうなんです!意外と簡単なんです!
キャリアの取り付けができたので、引き続きかごを取付けましょう。
手順②、カゴを取付けて固定する
続いてかごを取り付けます。
あれ?ちょっと斜めってない?
写真だと斜めっているように感じますが、配達をする上では意外と気になりません。(本当に!)
「かごとキャリア」は留め具でしっかり固定するのですが、穴の配置上キャリアの中心に固定することができませんでした。
どうしても中心でなきゃ嫌だ!
との事であれば、結束バンドでの固定を検討する必要があります。
無事にキャリアとかごの取付けができました!
配達仕様のロードバイクが完成
かごとキャリアの取り付けができたので、あらためて完成形のロードバイクを確認してみましょう。
キャリアの特性上、後方部分がやや斜めっていますが、うバックをセットするとほぼ気になることはありません。(本当に!)
実際に料理が傾いていたこともありません!
配達仕様のロードバイクを実際に利用してみた感想
僕の場合は初回の配達から「かごとキャリア」を使った配達を行ってきました。
そのため、うバックを担いで料理の配達をしたことが無いため、キャリア導入前と導入後の明確な比較をすることができません。
ですが、実験的に空のうバックを使って以下2パターンの配達方法を試してみました。
- バックを背中に担いで走行する
- バックをかごに入れて走行する
結果として同じ重量のバックを運んでいるにも関わらず、圧倒的にキャリアを使った方が体への負担が少ないと感じました。
快適さを数値化できないので、僕の感覚値となってしまいますが、バックを担いで配達している人を素直に尊敬するレベルでした。
「バックを担いで5㎞以上の距離を配達する」事は僕には無理かもしれません…
あらためて、「かごとキャリア」を使うことで配達の効率は格段に向上します。
一度快適さを知ってしまうと、うバックを担いで配達しようとは思えなくなるくらいの衝撃を受けます。
もし迷っている方はこの機会に是非試してみることをおすすめします!
最後に取り付けに必要な物は以下となります。
※2021年5月17日時点でブリヂストンのカゴは欠品となっていました…
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