城山湖のヒルクライムってどんなルートがあるんだろう?
城山湖のヒルクライムって初心者でも挑戦できるのかな?
「城山湖」は神奈川県(相模原市)にある湖で、マイナーではあるもののヒルクライムの練習にオススメの場所です。
というのも城山湖には以下4つのヒルクライムのルートが存在します。
- 小松ルート
- 都井沢ルート
- 穴川ルート
- 雨降林道ルート
各ルートに挑戦してみましたが、個人的には穴川ルートが一番ラクだと感じました。
各ルートは構成が似ていますが、交通量や最大勾配も若干も異なります。
そのため自分の実力に応じて挑戦するコースを選ぶことができることも城山湖の魅力の一つ。
まずは城山湖のヒルクライムコースの特徴を確認してみましょう。
ちなみに個人的なオススメは「都井沢ルート」です!
「城山湖」4つのヒルクライムルート情報
城山湖には以下4つのヒルクライムルートが存在します。
各ルートの総距離はどれも全長3km前後であり、非常に短距離のヒルクライムルートという特徴があります。
とはいえ、最大勾配が20%を超える激坂ルート(雨降林道)もあるため、メリハリのあるヒルクライムに挑戦することができる点は城山湖の長所といえますね。
勾配が急なルートもありますが、総距離が短いので初心者でも挑戦しやすい!
それでは具体的にルートの情報について確認していきましょう。
小松ルートのヒルクライム情報
小松ルートは徐々に勾配が上がるオーソドックスなヒルクライムのルートです。
途中で勾配が10%を超える区間もあり、最大勾配は12.1%となっています。
勾配がキツい区間もありますが、距離が短いのでギリギリ踏ん張れるかと思います。
では実際に小松ルートのスタート地点を確認してみましょう。
小松ルートのスタート地点
小松ルートのスタート地点は「SHIROYAMA(パチ屋)前の交差点」に設定しました。
スタート地点は交差点になっているので、交通量がやや多いです…
交差点を通過するとまっすぐな1本道になっています。
そのためほぼ迷うことなくヒルクライムをスタートすることができます。
テニスコートが見えてくるあたりから、かなり勾配が上がりはじめます。
路面の状態が悪い箇所も増えてくるので、転倒には注意です!
この先は全ルート共通のコミュニティ広場に続いているので、以降の項目で内容でまとめています。
コミュニティ広場の雰囲気は下のボタンから移動できます!
YouTubeに「小松ルートのヒルクライム動画」がありましたのでぜひ参考にしてみてください。
都井沢ルートのヒルクライム情報
都井沢ルートは登りはじめから10%前後の勾配が待ち受けているものの、徐々に勾配が緩やかになるヒルクライムルートです。
また各ルートの中で、もっとも総距離が長く、自動車の交通量も多いことが特徴です。
しかし、路面の状況が良いので走りやすいですし、車道の幅が広い点は長所と言えるでしょう。
バスも通る道なので、道路が広いです。
では実際に都井沢ルートのスタート地点を確認してみましょう。
都井沢ルートのスタート地点
都井沢ルートのスタート地点は「ステーキガスト津久井湖店の脇道」に設定しました。
2021年6月現在「ステーキガスト津久井湖店」は閉店しているため、「丸亀製麺相模原店」が目印となります。
交差点付近は交通量が多いので、十分に注意してください。
登り始めの勾配が急なので頑張り過ぎには注意しましょう。
道路が広いので走りやすいですが、スタート直後から勾配が急になっています…
都井沢ルートの中間地点となる「パパステニスクラブ」目指します。
パパステニスクラブ(看板)が見えました。
ここまで来たら都井沢ルートもおよそ残り半分程となります。
ただここから短い区間ではありますが、勾配がかなり上がります…
都井沢ルートは総距離が長いものの、序盤さえ乗り切れれば後半は比較的ラクに登ることができます。
下る区間もあるので消耗した体力をちょっと回復することもできる!
コミュニティ広場の雰囲気は下のボタンから移動できます!
YouTubeに「都井沢ルートのヒルクライム動画」がありましたので、ぜひ参考にしてみてください。
穴川ルートのヒルクライム情報
穴川ルートは徐々に勾配が上がるルートとなっていて、小松ルートと特徴が似ています。
ですがスタート地点が住宅街ということもあり、交通量が少ないのは嬉しいポイント。
マイペースにヒルクライムを楽しみたい人におすすめです!
ただ、道中はちょっと虫が多い…
では実際に穴川ルートのスタート地点を確認してみましょう。
穴川ルートのスタート地点
穴川ルートのスタート地点は「穴川交差点」に設定しました。
交差点の向かいにある「えのもと」というお店が目印です。
スタート直後はほぼ平坦かつ、交通量もほぼないので安心してスタートすることができます。
走りはじめはしばらく平坦な道が続きます。
ただし、この先から徐々に勾配が上がりはじめます。
落ち葉などが多いものの、穴川ルートは全体的に路面が綺麗で走りやすいです。
ルート上に急カーブがあるので、ここは下山者を含め注意して登ってください。
道中に木々が多いこともあり、虫が多い印象を持ちました。
ただ、穴川ルートでヒルクライムをしている人をほぼ見かけないため、ヒルクライム初心者が練習をするにはオススメだと感じました。
コミュニティ広場の雰囲気は下のボタンから移動できます!
雨降林道ルートのヒルクライム情報
雨降林道は一番走行距離が短いものの、最大勾配が20%を超える激坂がある上級者向きのルートです。
雨降林道は”あめふらしりんどう”と読むようです。
なぜかマップ上では最大勾配12.1%となっていますが、看板の表示と実体験から、最大勾配が12.1%なんてことはあり得ません。
坂マニアのヒルクライマーには堪らない激坂ですね。
穴川ルートと同じく、やや虫が多い印象を持ちました。
16:30に門が閉まるので、時間帯には注意が必要です。
では実際に雨降林道ルートのスタート地点を確認してみましょう。
雨降林道ルートのスタート地点
雨降林道ルートのスタート地点は「青少年センター入口のバス停」に設定しました。
やや分かりにくいですが「相模原市城山湖野球場」の看板が目印で、ここからは一本道になっているので、迷わずに進むことができます。
ただ街頭が少ないので、早い時間帯がオススメです。
ここから雨降林道の実際の激坂区間がスタートします。
ただ路面の状況はお世辞にも良いとは言えません…
登りはじめから勾配22%と、とんでもないの一言です。
写真撮影時にヒルクライム中のサイクリストに遭遇したのですが、22%の激坂をジグザグ走行で登っていました…
ここまで登れれば雨降林道ルートは走破となります。
もしコミュニティ広場に向かう場合は、右に進んでください。
率直な感想ですが、足を着かずに登り切れる人はかなりのヒルクライム上級者だと感じました。
ちなみに僕は何回も足を着いてしまいました…
メリハリを求める坂マニアの人にはかなりオススメ!
YouTubeに「雨降林道のヒルクライム動画」がありましたのでぜひ参考にしてみてください。
全ルート共通のコミュニティ広場
どのルートも登り進めていくと「コミュニティ広場前」で合流します。
コミュニティ広場には自販機やサイクルラックがあるので、ヒルクライムで疲れた身体を休めることができます。
嬉しいことに自販機の種類がかなり豊富でした!
そしてせっかくコミュニティ広場で休んだ後は好きなルートで下山できます。
ですがせっかくなので、城山湖を一望できる頂上まで登ってみることがオススメです。
城山湖頂上に向かう
では実際に頂上に向かってみたいと思います。
頂上といっても登る距離はかなり短いので、身構える必要はありません。
直線距離として、500m程度です!
頂上からの眺めは中々!
この画像は2月頃に撮影したものなので緑がありませんが、時期によって異なる風景を楽しむことができます。
【まとめ】実力に応じてルートを選べるのでオススメ!
城山湖のヒルクライムコースの全4つを確認しました。
割とどのルートも似てる印象だったな〜
たしかに城山湖はどのルートも似たような勾配でルートの構成も似ています。
ですが交通量や走行距離など、微妙な違いがあるので実力に応じた選択ができる点は城山湖の長所と言えますね。
個人的には路面の状態や勾配のバランスが良い「都井沢ルート」がオススメです。道路も広いですし。
城山湖でのヒルクライム未経験の人はぜひ挑戦してみてください。
Ride With GPSのデータを元にしています!
項目 | 小松ルート | 都井沢ルート | 穴川ルート | 雨降林道ルート |
総距離 | 3.2km | 3.5km | 3.1km | 2.2km |
最大勾配 | 12.1% | 11.0% | 12.0% | 12.1% ※22%以上? |
獲得標高 | 153m | 172m | 151m | 123m |
交通量 | ほぼなし | 若干あり | ほぼなし | ほぼなし |
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